今年度の少雪受け排雪抑制 市長は正式な場で説明を

1471412_1117687598272237_1205071178_o先週の月曜日から議会が空転し1週間経ってしまいました。週明けの本日、副市長と市長との協議の進展として何らかのアクションがあるとのことでありますが、まだ議会運営委員会の開催見通しは立っておりません。従って、本会議の会議時間も未定となっております。

さて、この空転中にも、私としては、質疑出来ないから何もしないというわけにはなりません。用意していた質問も出来ないので、一応、それについては議会質問として通告しております故、これにつきましては触れませんが、それ以外の部分において情報収集したり、市職員と意見をぶつけあったりしていますのでお伝えさせて頂きます。

中でも、時期的なことであれば、やはり市内の除排雪問題であります。また、森井市長が、きめ細やかな除排雪を公約に掲げ、その部分的試行も予算化しており、その動向が注視されています。議会質問で直近の数字とともに議論されることになっておりますので、あえて新しい数字は出しませんが、私のブログにて紹介していた1月6日時点の数字を改めてお知らせ致します。

1月当初では、平均気温は約1℃高く推移し、累計降雪量は標準より53cm少なく、平成26年度の約半分でした。これによって除雪の出動回数も少なく排雪もまだしなくても良い状況のところが多いみたいでした。また、「市民の声」も格段に少なく、昨年度1月時点で約1,260件だったものが今年度は548件と半分以下となっていました。なお、現時点での累積積雪量は、札幌管区気象台のデータからご覧頂けますが、やはり平年よりも昨年度よりも相当低い状況にあります。小樽の積雪状況推移グラフ

これら様々な背景から、市長の指示によって「排雪抑制」がにわかに進められているようです。自民党の鈴木議員の質問によると「市長は除雪対策本部に、排雪の抑制を指示されました。排雪の都度、その許可は市長が可否しているという声もある。除雪ステーションの会議にも出席しているとのことだが。本当かどうか」とのことです。

これに対し、市長は、「排雪作業においては、現地状況をしっかり見てですね、必要な箇所を適切なタイミングで進めていきたいと思っており、現場に出て、ステーションの会議に参加し、直接取り組んでいる方々の話を聞いたりするのも非常に重要だという風に思っており、会議に参加した」と答弁し、そうだともとれるようで取れないとも言える、曖昧な答弁でありました。これ以降、質疑は進んでおりませんので、議会審議で真意を深めることは出来ていません。

しかり、それ以降、住民の皆様より様々な情報を頂いた中で、その市長の指示には信ぴょう性が増しています。また、この排雪抑制以外にも、貸出しダンプの希望団体に抑制するようお願いに回っているようです。

この通り、市長のトップダウンであるならば、それを裏で動いて現場スタッフに歩かせて事情を説明させるというのではなく、記者会見で正式に発表したり、議会にも各会派回って、この少雪を受けて方針を転換したと説明することが、本当の意味で開かれた市政であるのかなと思います。

きめ細やかな除排雪と逆行するのではないかと強く指摘されることもあろうかと思いますが、この少ない雪の中で例年通りの体制を当初計画通り行うよりも、その時その事象によって政治判断として断行することはあることもありますので、私は致し方ないことかとは思っています。

ただし、今回のやり方は、あまりにも暗躍しているような指示の仕方であり、動きにもなっています。

この少雪は誰もが理解していることであり、その観点から排雪抑制し、翌年度のもしもの大雪に備えたいということであれば、市長が正式な場で発表し、住民懇談会などで懇切丁寧に説明に回れば理解してくれる人も多いと思うのですよね。残念ながら、いまのタイミングでしたとしても、もう遅きに失する状況とは思っています。

ただし、こういったことも、除排雪問題の質疑の中で、訴えたいのに、議会議論が出来ないのです。市長や市職員が感じられない様々な角度からの市民の生の声や現場の実態を感じ伝えられるのが、非常勤である議員だからこそ出来る仕事・役割だと感じています。

二元代表制の下、現在は、ただただ、市長と議会が対立するということがクローズアップされますが、お互いの足りない部分を補足しあって、より良い住民サービスを作り出していくことも、二元代表制の地方自治体が一番必要であると求められていることだと私は思っています。

ともに住民を代表する首長と議会が、相互の抑制と均衡によって緊張関係を保ちながら対等の機関として、議会は、市政方針を議決し、その執行を監視しつつ、政策提案を通していくことが二元代表制の本来の在り方でありますから、市長におかれましては何が何でも議会が反対するという視点ではなく、意見の違う人たちとどう向き合い、どのようなバランスで市政を執行していけば、住民の福祉向上につながるかを考えて頂きたいです。

議会で質疑したいことが出来ないため、このホームページの場で私の考えをお伝えするだけになってしまい、本当に残念で申し訳ございません。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

2 thoughts on “今年度の少雪受け排雪抑制 市長は正式な場で説明を”

  1. 自分も現役時代に除排雪作業に携わっていた関係で業者等に知り合いがいますが、この前散歩途中でオペレーターに午後の早い時間にスタンドて会って「仕舞うの早いね、夜間排雪は?って」聞いたら「作業の抑制がかかっている」と言っていました。

    1. コメントありがとうございます。
      そうなのですよね。でもやはり、予算が確保している以上、市民の皆様にとっては、昨年同様のレベルだと認識されているので、抑制するのであれば、なぜ、そうすると、どうなるのかをしっかり発信されるべきであると思います。こういった情報共有がないと、市民の皆様との信頼関係を構築できないですよね。結局、除排雪は、地域除排雪として地域の皆様との協力でしなければいけないので、地域には昨年と同様にお願いするのに、市は少雪だからしませんよ、では理解が得られないと思います。ので、正式に記者会見なりで発表し、住民懇談会なりして理解を得られるように進めないとならないと考えます。

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