副市長が総務部長を兼務 それでなくとも忙しいのに

スクリーンショット 2016-03-31 13.57.06今朝の新聞で4月1日から総務部長が不在となることが明らかになりました。当面、副市長が総務部長が業務を兼任するとのことですが、対内外それぞれで業務の多い副市長の負担は重く、さらにその下に就く次長、課長以下職員の負担も多くなり、その点が本当に心配であります。

まず、副市長とは、市長を補佐し、市の行政の事務を監督する特別職の地方公務員で、市長が欠けたときにはその任務を代行するとされています。副市長の仕事の中には、11個ある補助機関の委員も務めます。

小樽市にある補助機関は、 ⑴ 小樽市表彰選考委員会、 ⑵ 小樽市例規審査委員会、 ⑶ 小樽市行政不服審査委員会、 ⑷ 小樽市市有財産等評価委員会、⑸ 小樽市建設工事委員会、 ⑹ 小樽市広報編集委員会 、⑺ 小樽市職員分限懲戒審査委員会、⑻ 小樽市消防団員等公務災害審査委員会 、⑼ 小樽市職員交通事故等審査委員会、 ⑽ 小樽市公の施設指定管理者選考委、 ⑾ 小樽市再任用職員選考委員会が設置されています。小樽市長の補助機関である委員会に関する規則→https://www.city.otaru.lg.jp/docs/00/03/01/10.pdf

補助機関委員会規則によると、以下7つの委員会で副市長がトップで構成されます。

〇小樽市表彰選考委員会の委員は、副市長、総務部長その他 市職員若干名をもって構成する。〇 小樽市例規審査委員会の委員は、副市長、総務部長その他 市職員若干名をもって構成する。〇 小樽市行政不服審査委員会の委員は、副市長、総務 部長その他市職員若干名をもって構成する。〇小樽市市有財産等評価委員会の委員は、副市長、固定資 産評価員、財政部長その他市職員若干名をもって構成する。

〇小樽市建設工事委員会の委員は、副市長、財政部長、建 設部長、産業港湾部長その他市職員若干名をもって構成する。〇小樽市公の施設指定管理者選考委員会の委員は、 副市長、総務部長、財政部長その他市職員若干名をもって構成する。〇 小樽市再任用職員選考委員会の委員は、副市長、総務 部長及び市長が必要と認める都度任命する市職員若干名をもって構成する。

次に、副市長が入らない委員会でも、今度は総務部長などがトップで構成されます。

〇小樽市広報編集委員会の委員は、総務部長その他市職員 若干名をもって構成する。〇小樽市消防団員等公務災害審査委員会の委員は、消 防長、総務部長その他市職員若干名をもって構成する。 〇小樽市職員交通事故等審査委員会の委員は、総務部長そ の他市職員若干名をもって構成する。

総務部長は、この委員会のほかにもたくさん業務があり、総務部内には、〇企画政策室 新幹線〇高速道路推進室〇コンプライアンス推進室〇秘書課〇総務課〇職員課〇情報システム課〇広報広聴課〇東京事務所などがあり、市役所各部の連携調整もし、筆頭部長の形と言う人もいます。

対議会となりますと、総務部長は、答弁調整で缶詰になり、議会運営委員会にも出席します。さらに総務部長を補佐する次長は、昨年度人事で総務課長に異動となった方で、新たに総務課長となった方は今回異動となります。小樽市事務分掌規則→https://www.city.otaru.lg.jp/docs/00/03/01/02.pdf

近年、住民サービスにおいて求められるニーズは多く多様化し、総務部はじめ各部それぞれ担当する仕事も多く、この縦割りではスムーズに対応出来ないこともあります。また、最近ですと国から様々な計画策定を求められることもあります。人口は減少しているから職員を少なくした方が良いと考える方もいらっしゃいますが、実は、少子高齢化を受け独居老人問題や介護問題など様々な問題があり、逆に職員一人に対する業務量は増加している現状があります。また、17時20分に終わってすぐ帰れていいよなと言う方もいらっしゃいますが、それで終われる部署と時期もあれば、夜まで残業しなければいけない場合も多々あり、市役所全てが一概にそうだとは言えません。

話がそれてしまいましたが、今回の4月1日付の人事異動で、内示が出たあとに辞職を出し総務部長が不在となることになりましたが、辞職を出して空席にするなんて無責任だと思われる方もいらっしゃいますが、それはかなり違います。辞職を出すことや降任希望を出すこと自体、相当の負担でありストレスがあります。

本来であれば、市役所強いては小樽のためにトップからの指示があればそれに沿って仕事をするのでありますが、そこは受け入れられなかったということであります。そもそも内示の前からも意志は固かったにも関わらず、その調整も出来ないで内示を出し、空席にさせる状況を招いた今回の人事は問題であると思っています。どうしてそうなってしまったのでしょうか。トップとしてその状況は把握していたのに、副市長が記者会見までして名前を公表するということは、何かの見せしめなのかと勘ぐってしまいます。

組織の要となる人事の問題は、市役所への影響はもとより職員への負担、何よりも、今後の小樽市政、まちづくりにとって大きな影響があります。人事権は議会にはございませんので未然に防ぐと言えば、議会で人事のやり方や考え方を質し、真っ当な仕方でするよう提案することしか出来ません。だからと言って、出された人事でこのような状況になったことをそのままに出来ませんので、このような機会を通じ、自分の考えをハッキリ主張し、市民の皆様と情報共有し意見交換をする、そして、人事権はないものの執行者・執行機関を監視するという与えられた権限がありますので、二元代表制の下、しっかり働いて参ります。

〇北海道新聞「小樽市総務部長不在に 内定幹部が退職願、森井市政また打撃 03/31 07:00」http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0253474-s.html

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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