森井市長の排雪抑制方針で最初から予算減額して良いのかどうか。

14163622_1272481552792840_883248840_o第3回定例会で上程される補正予算の中で、除雪費11億6,660万円がありますが、この中の運搬排雪量を昨年当初の38万立米から11万立米を減らした27万立米で積算され、昨年比4,360万円の減額になっています。

これは、少雪で累積降雪量が495㎝だった昨年の運搬排雪量の実績が27万立米だったことから積算されています。小樽市においては、これまでの除雪費の支出根拠として穏やかな気象で降雪量が概ね500㎝という条件の中で積算されてきました。

概ね500㎝というと、平成18年が502㎝、平成19年が465㎝であり、この当時の状況とほぼ類似する設定であったことが資料によってわかります。ただこれ以降、平成20年から平成25年までは600㎝を超え続け、平成26年600㎝は超えませんでしたが585㎝となりました。この単価の急激な上昇もあり、毎度、市民の冬の生活を守るために補正を繰り返してきたというわけであります。

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昨年は少雪で温暖であったことから累積降雪量が500㎝を超えませんでしたので、森井市長が「7割」と排雪抑制をすることにしました。排雪を実施しない箇所があり、市民からの苦情が多くありました。ただ、少雪であったことからこそ、大きな交通障害はなかったようです。

しかし、それが毎年続くかどうかはわかりません。昨年排雪を実施しなかった箇所は131箇所ありますが、今回の除雪費にはその未実施131箇所を想定して排雪量を減らした計算で予算を削減しています。これについては、大変懸念しています。

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市長が上程する除雪費で、少雪だった昨年に排雪未実施だった131箇所の実績を根拠とした運搬排雪量27万立米(昨年当初は38万立米)で4,360万円減額(約11万立米減)が本当に妥当なのかどうかであります。

私とすれば、当初はまずこれまで通り対象路線分の運搬排雪量38万立米で積算し予算を確保しておいて、気象条件によっては抑制するなどの措置を取れば良いのではないかと考えます。

また、その排雪をする、しない、の根拠が、パトロールによる目視というところが問題であります。明確に数字的なものを用意したり、対象路線をいま一度見直すなど、全市的に公正公平な視点で除排雪体制を見直していくことが市民にも迷惑をかけることがないのだと思います。そもそも市民のみなさんの税金で支出するわけでありますから。

みなさん、少雪で131箇所未実施だった昨年の実績による排雪抑制の補正予算についてどのように考えますか。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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