市長の後援会幹部の参与任用で二転三転する答弁。人と報酬ありきの論考人事。市長は「そう思わない」。

平成27年度会計決算を審議する決算特別委員会が昨日から始まりました。私は、市長就任後に行った自身の後援会幹部だった人間を参与として市職員に雇い入れ月額30万円の報酬を支払った問題と団体等運営費補助金の曖昧な根拠による積算について質疑をしました。

参与問題においては、5月21日に市長が当時の職員課長に示した市長による人事案に参与の名前が掲示されていたところから3月31日までの「参与に関する経過」の資料を要求し、それに沿って質問しました。ただし、5月21日から6月9日の任用起案までの間は資料としては出せないということであったので、質疑の中で深めさせて頂くとしておりましたので質疑しましたが、答弁が二転三転し、冒頭だけで質問時間が随分とられてしまい、特別委員会の持ち時間が10分(交渉団体は20分)のため、本論まで行けずに終わってしまいました。

二転三転した答弁は、嘱託員としての「参与」の新設と任用について、はじめは担当課長が当時の「部長からの指示だった」と答弁したのに対し、なぜ嘱託員にしたのかと問い質したところ、「なぜかは聞いていない」と答弁。事実確認のため委員会が中断。再開後、課長が改めて答弁すると、今度は、「部長と協議の中で決めた」と突如答弁を訂正。記憶違いだったと釈明しますが、どれが真実なのか全く分からなくなってしまい混乱が委員会内に生じました。本日、改めて整理し答弁をして頂くよう求めました。

【H281005 小樽市議会 決算特別委員会(1日目)2 (1:16:09~)】当初の答弁

https://youtu.be/YyjyPNSa2hk

【H281005 小樽市議会 決算特別委員会(1日目)3 (冒頭から)】答弁を訂正

https://youtu.be/R-dnhTWdhY0

さらに、参与の報酬の根拠について、高度な専門知識とは何かを質したところ、職員経歴しか述べられず、それは経験であり、高度な専門知識を証明出来るものを出して欲しいと質しました。ここでも答弁がなされず中断となりました。その後出てきたのは、土木の管理士など現業職として働く上での資格が出されましたが、市政全般のアドバイザーと理由づけたものの証明出来るものはなく、やはりただの後付けの理由であったことが明らかになりました。

これらの経緯を踏まえ、参与は後援会幹部と30万円ありきで論考人事であり、他都市でもそういった状況で住民監査請求もされていると指摘し、市長への見解を求めました。しかし、市長は、参与を雇うことが目的である考えであったため、どんなまちにしたいから、この課題があるから、参与という制度をつくりアドバイスをもらうという、参与を雇うことが目的ではなく手段であるべきと見解を述べました。

【H281005 小樽市議会 決算特別委員会(1日目)4】

https://youtu.be/-zlDiWSN9Hs

いずれにしましても、質疑で明らかになったのは、ただ市長がその方を雇いたいということでありました。昨年度来の参与の任用は論功行賞の何者でもなく不当な税金な支出であったと言わざるを得ません。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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