決算特別委2日目。道内10市で一番低い小樽市の教育費の拡充を。

昨日、決算特別委員会2日目が開かれました。2日目は総務・経済委員会所管に係る決算についての審議日で、総務費内の参与問題と審議会等の日当、補助金の算定根拠について、農林水産業費内の自然の村費、教育費について質問しました。

【私の質問は1:55:16~】

https://youtu.be/DS7TpZ9moes

一昨日は、森井市長が後援会幹部を市参与として雇用した論考人事問題で、市職員の答弁があやふやで中断が相次ぎ、これに時間ばかり取られてしまいましたので、昨日の2日目は問題点を指摘し意見を述べるに留めました。

審議会等の日当については、小樽市には条例で定められた審議会日当はじめ要項で定められた日当・交通費があります。どれも市の施策に対し学識経験者や市民の皆様からご意見を伺うなどする場ではありますが、それぞれの会で金額などがバラバラであることを問題とし、森井市長肝入りで始めたエントリー制度という市民の皆様2,000人を無作為抽出し各種委員会などに入ってもらう取組みで、日当があったり交通費しかなかったり不公平感が否めないことを指摘しました。また、エントリー制度自体は良い取組みではありますが、その日当などクリアすべきものをしてから、新たな制度を開始するべきではなかったかとし、現在2年の試行の間に改善出来るよう検討するべきだと訴えました。

補助金の算定根拠については、小樽市では、各種民間団体へ運営費補助金を支出しています。27年度決算では約9,000万円の支出がありましたが、その補助金の支出額がバラバラで根拠も不透明なことから、その根拠を質すとともに明確化すべきだと指摘しました。市としては、この問題点を把握しており、昨年より、運営費としての支出ではなく事業費としての支出へ移行させるようしていますが、ここで会によっては事業費の額が見合わない場合があり補助金支出がカットされてしまいました。

そもそも運営費補助金は既得権益化し額も不公平な部分もあり、見直すことは必要ですが、説明が不十分であるという問題があり、指摘しました。小樽市行政だけでは、細やかなまちづくりが進められない状況になる中、市民団体の皆様には協力をしてもらわないといけないのでしっかり説明することと、より良い事業には手厚く補助出来るよう、支出決定前にプレゼンをしてもらったり、終了後にその事業がどのくらいの効果があったのか報告してもらうような仕組みにするべきだと提案しました。(ふるさと協働事業では既に実施していますが)

自然の村費は、使用料が1,573万4,750円に対し、管理代行業務費など市の支出は5,871万9,146万円と多額で、26年度決算の時も税金から支出していることをしっかり認識し改善するよう求めていました。27年度までは5年間の契約でしたが、28年度から3年間の契約として、営業に力を入れているようです。利用者も26年度よりは増えているようですが、やはり閉鎖している冬期間の人員配置が夏のままなのに、相変わらずの事業しかないので、人員を活かせる事業を実施するとともに、収益をあげられるような企画力をと訴えました。

最後に、教育費ですが、予算額38億8,491万532円に対し、27年度決算支出済額35億2,891万5,132円となり、不用額3億5,553万9,400円も発生しました。小樽市の教育費は、道内主要10市の中で一番低く、人口一人あたり2万246円で会計士支出割合が7.1%になっています。10市平均では3万45円で10.7%、10市の中で一番高い函館市は3万7,718円で12.6%あります。議員になってから、小樽市の低い教育費の拡充を求めており、2期目の公約でも3つの柱の一つに「未来を担う人材育成」をあげ、この中でも「学校教育費の拡充・指導力向上」を第一に掲げました。

私が議員になる前と比べると教育費は上がってきていますが、これは学校再編に係る改修や改築というハード的なものであります。ソフト的な部分でも新たな取組みがありますが、教育改革を公約に掲げた森井市長には新たな施策が見えません。何をしたいのか分かりませんし、根拠もない「思い」だけであるように感じています。

27年度決算の不用額3.5億円のうち、燃料費や学校改修の入札差金などがあり、学校管理費はほぼ100%使用している現状があります。その管理費においても、保護者や学校からもグラウンドのネットを直せないでいる、グラウンドの整備が行き届かない、図書室の本が古いなどたくさんの課題や要望を頂いていることから、未来を担う子どもたちにとってより良い教育環境を作るうえでも教育費の拡充を訴えました。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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