本日より第4回定例会スタート。まずは昨年度決算を採決し不認定となりました。

2016-12-01本日より第4回定例会が始まりました。前回の第3回定例会で上程され、10月に閉会中審査として決算特別委員会に付託された平成27年度の決算について採決が行われ、一般会計決算を不認定としました。

小樽市議会では、9月の第3回定例会に決算が上程されますが、補正予算と決算の質疑が混ざると議員も理事者も困惑するという理由から、定例会中は補正予算の審議を行い、その後、閉会中に決算の審査を行います。

議会では、本会議での採決が最終意思決定となることから、委員会の審議と議決の報告がなされ、それに対し採決するという形となっているため、今定例会において採決する形となりました。

一般会計決算の不認定は、昭和33年以来のことらしいのですが、議会がただただダメだと言っているわけではなく、市長が後援会幹部だった方を市職員に不適切な手続きで雇い入れ月額30万円の報酬を税金から支払い続けたことが問題だということが根底にあります。

以下、本日、その採決にあたり討論しましたので記載します。

新風小樽を代表し、委員長報告に賛成し、平成28年第3回定例会議案第7号について不認定の討論を行います。

平成27年度小樽市一般会計歳入歳出決算では、自身の後援会幹部だった元市職員を、ハローワークに募集して任用する通常の嘱託員任用の手法を講じず、決裁において市長の押印が先で、他の職員の押印がないところは当時の総務部長の代決で任用するという強引な手法で雇い入れ、市民の税金から360万円を不当に支出しました。

報酬の月額30万円は、他の嘱託員と比べ高額であります。そもそも予算が担保されていないことから、他に臨時職員を雇う予定であった予算を流用しました。法律上は違反ではないとのことですが、自身の身内を雇うために予算を他から持ってきて高額な報酬で雇い入れることは道義的に問題で、森井市長を支持する市民からも理解出来ないという声を多く頂きました。

報酬の根拠には、ALTや臨床心理士を持ち出していますが、嘱託員とした人物はALTでも臨床心理士でもありません。総務部・秘書課は、高度な知識や豊富な経験を総合的に勘案したと全く理由にならない答弁を繰り返しました。資格においては1級土木施工管理技術などを挙げましたが、森井市長が豪語する市政全般のアドバイザーに値する証明にはなりません。

除排雪業務においても参与がいなければ出来なかった制度設計かどうかというと、それすらも証明出来ませんし、報告書と言って出されたものは報告書に値しない、報告書という名のメモでありました。

参与任用にあたっては、そもそも後援会幹部という人物と報酬月額30万円ありきで、明らかに論考人事であり、他都市でもそういった状況で身内を市職員として雇い入れたことで、住民や住民団体から、住民監査請求もされている状況が多々あります。

森井市長は、昨年の9月議会に、参与について設置条例と予算を上程しましたが、共産党などを除く会派の反対で否決となりました。しかし、市長は、その後も「任用の仕方を検討している」と言い逃れをしながら、任用切れの3月末まで雇い続けました。

市民の血税から、身内の論功行賞のために約360万円を支出した市長の責任は重たいものがあります。よって、議案第7号一般会計決算は不認定を主張し、討論を終えます。

以上です。各会派の主張はネット中継にアップされていますのでご覧下さい。

小樽市議会ネット中継

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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