市長、一転、発言取消し応じるも「申入書は書かない」。眼中無人さ浮彫り。このため13時からの開会は延期。

12時より議会運営委員会が開かれ、今朝からの状況について議長よりご報告頂きました。

議長からは「今朝、市長と総務部長が来られ話を伺いました。勧告書の記以下の部分の取消しの申し出で、取消しをお願いしたいとの話でした。発言の取消し議会の許可が必要で、申入書んみ記載し議会に諮る流れになっています。市長は、取消しはするが、申入書は書かないということで協議中になっていますが、申入書は手続きなのでお願いしますとお話ししました。その件でもう少し時間が必要になっています」とのことでした。

総務部長は「議長の話にあった通りで、今朝から市長・副市長とつめていたが、議決事項だと分かり、今後どうしたらいいか調整している」と述べました。

小樽市議会会議規則の第53条には「発言した議員は、その会期中に限り、議会の許可を得て発言を取り消し、又は議長の許可 を得て発言の訂正をすることができる。ただし、発言の訂正は、字句に限るものとし、発言の趣旨 を変更することはできない」と定められており、これは市長や理事者においても準ずることになっています。(小樽市議会会議規則

市長が、これまでと一転して発言の取消しに応じることになったのですが、手続きの申入書は書かないということはどういうことなのでしょうか。理解に苦しみます。

なお、この市長が一転して取消しに応じることになったことについて、公明党の千葉美幸議員が、「取消しに応じた理由と申入書を書かないとはどういうことか」と質問。

総務部長は「発言の取消しにあたり、申入書を出して議決が必要ということを想定していなかった。書類を出して議長に認めてもらって改めて発言する流れと違った。現在、議事録削除しないで訂正出来ないか協議している。今まで取消しの話は出ていないが、市長と議長と話をされ、今後の打開策出てこないので議会が再開されるように取消すことにしました。述べたことは不穏当な発言とは思っていないが、誤解を与える発言なので取消すことにしました」とされました。

これに対し、千葉議員は「不穏当では思っていないが仕方なくということか、議会も安易に止めているわけではないので、納得いく理由を示して頂きたい」と念を押されました。

市長が仕方なく取消しに応じたのですが、なぜかは理解出来ませんが、手続きはしないという、良くわからない思考回路で、このために本日も13時から再開出来ず、さらに来週19日の会期末に迫った中での対応をしないとならず、市長の眼中無人さがより一層浮彫りになってしまいました。

【解説】なお、この問題は、森井市長の後援会幹部が代表を務める貸出ダンプの運搬業者組合が市に損害賠償を求めた訴訟が発端となっています。この事案について、自民党の中村吉宏議員が再質問で「議会の意思をしっかり反映させる対応をしていただきたい」と裁判に対する市長の対応について見解を質しました。

これに市長は「秩序ある議会、そして品位ある議会を念頭におきますともう少し慎重に質問をされていたら、このようなことにはなってない」、「私ももちろんそうですし、市役所としても、または、市民の皆様にとってもですね、そのような対応を少し考えていただければ、迷惑にはならない」と延べました。

中村議員の質問に噛み合わないどころか、訴訟の中身に触れるとともに敗訴を認めるような発言と議会を侮辱した発言をし、議会として取消しを求めたものであります。この間、市長は答弁の取消しには応じず、議会再開のための公開4者会談も拒絶しています。

市長が原告を利する発言をするということは、市民の皆様の税金から損害賠償を払うという結果につながる可能性があります。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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