なぜ森井氏の発言を鵜呑みに出来ないのか。それはこれまでの経緯経過があるからです。

今回の定例会では、森井氏が2月9日の住吉線(協会病院前)の排雪作業中に現場に赴き作業中止を指示・示唆したのかしていないのかが問題になっていますが、森井氏は、「中止を指示していない」「危険な行為との連絡があり現場に赴き確認を求めた」と発言していますが、私を除く無所属議員2人以外どの議員も森井氏の発言を信用していません。それは、これまで、森井氏が平気で虚偽答弁したり、立場が悪くなれば答弁を訂正したりを続けており、信頼関係は皆無に等しい状態となっているからです。

−市長選挙戦における公開討論会の不参加の理由−

まず、これは2015年の選挙戦に遡ります。その年の4月3日の北海道新聞でも記事になりましたが、北海道新聞小樽支社と小樽青年会議所がそれぞれ開催を企画した市長選における公開討論会への不参加の理由です。その北海道新聞の記事によれば、北海道新聞に対しては「時間がない」が第一でした。それに加えた理由は「組織に頼らない草の根の選挙をしているので、有権者一人一人に地道に政策を語りたい」でした。小樽青年会議所に対しては「時間を確保できない」でした。小樽青年会議所はそれを日程調整を図っていきましたが、結局は断られました。

その後、小樽市政記者クラブの開催要請にようやく応じた共同記者会見で本音を漏らしました。「市民ひとりひとりと対話をする時間を大切にしており、優先していきたいことが理由のひとつでもあるが、後援会の皆さんからも指摘があり、JCさんも含め、公平性を保てる公開討論会を開催できるのかとの問いかけが随分ある。様々な市民から、その主催団体なら断って正解だったよと随分と聞いた。そのような判断をされている方が多い」(小樽ジャーナルより)でありました。

−秘密裏に月額30万円で自身の後援会幹部だった方を市の嘱託員(参与)に−

次に、市長就任間もない6月。就任後初の議会となる平成27年第2回定例会に際し、議案説明が行われていた時のことです。市長は、任用する前に各会派の代表に説明をしたと議会で発言しました。これも嘘であります。

6月8日、自民党さんの説明では何も説明なく、公明党さんから質問があって初めて参与のことを説明しました。そして、慌てて次の日の9日、この任用伺いにある「参与の任用について」という資料をただ印刷して配っただけでありました。6月10日に任用するための決裁資料(起案作成)は9日に作られ、その起案にはすでに市長の押印がありました。9日の日に市長が私のところに説明に来られた時に、「いつ雇うのか」と聞いたところ市長は「分からない」と発言していました。平気で嘘を付くわけです⇨平成27年第2回定例会代表質問(5.参与の設置について)

−主語を入れ替え事実誤認を帳消し−

次に、2015年12月16日の第4回定例会総務常任委員会で質疑の中で、私が、参与の任用理由について「災害的な豪雪時に手腕を振るった」とした点で何をしたのかを問い質したあと、「平常時にどのような制度が作れるかが問題ではないか」とさらに追及しました。

すると市長は、「全般的なアドバイスを求めたいという思いもあって、任用に踏み切らせて頂いたが、あくまでも除排雪という枠組みで話すと、平成8年における三日三晩寝ない状態で取り組まれた状況に、緊急対応を中心的に行ったのは一つの理由。それだけでなく、私自身の公約として掲げた取り組みの中では、ステーションを増やすとか、15センチの出動を10センチに切り替える、ガタガタ道路等の話もあったが、当時特に、基準を変えるという、ステーションを増やすことは、過去に取り組んでいたという経緯があります。それを原課の中でいろいろな背景も含めて具体化をしていくときに、そのような取組みを経験されている、過去に、そのときに、まあ、業務に携わられているその変化のことを熟知されている。そういう意味では、現在の方々12386615_1067733413267656_1989145804_nにその過去の取り組みとか、その経緯、その変え方を伝達をして頂ける、そういう意識も除排雪という枠においては鑑みた部分はあります」と答弁されました。

しかし、これが事実誤認で、参与は、当時、財政部主幹でしたし、参与もその場におり、「事実関係でいいますと、関わっておりません」と明言されました。これが月額30万円で自身の後援会幹部だった方を無理やり雇い入れたことの問題ともつながるため、議会は紛糾しました。

その後、市長は、「言葉足らずたった部分が2点ございましたので、訂正をさせていただきたい」として主語を付け加えるとしました⇨http://te28anzai.xyz/?p=858

−自身の都合の良いように記者会見録を改ざん−

次に、2016年1月29日の記者会見における発言とその後の議会答弁です。まず、その記者会見において、2015年12月未明に発行・配付された「森井ひであき後援会通信」に関わって、小樽ジャーナルさんが「この通信のことは、ご存じであって、内容も森井さんが十二分に承知していると理解してよろしいですね」と質問。これに対し、森井氏は「大枠は聞きましたけれども、詳しくは内容については把握ができておりません。私自身を支援していただいているかたがたが、いろいろな状況を鑑みながらお作りいただいたというふうに思っておりますので、私としては大変心強いことだなと思っております」と答弁。

この答弁を受け、小樽ジャーナルさんが「読んでいるわけですね」と念押ししたところ、森井氏は「後で、読ませていただきました」と答えました。(市長記者会見記録平成28年1月29日

この「森井ひであき後援会通信」を巡り、2016年の第1回定例会でも問題となり、2月29日の代表質問で、自民党の鈴木議員が、市長の政治姿勢についての項目でこの通信に対する市長の見解を問い質しました。それに市長は「私の政治姿勢についてですが、後援会通信につきましては、私の立場ではお答えするべき事 項ではないと考えておりますので、答弁については差し控えさせていただきます」と答弁を拒否し続けました。

この市長の対応に議長も「市長が内容を了解している、同意している、そのことについての市長の見解をお願いします」と答弁を求めました。これらのやりとりがあったのち、ようやく市長が、「たぶん心強いというお話であったかと思いますけれども、それは記者会見におい て話をさせていただいたところでございます。そのときには、内容等は把握しておりませんでした」と記者会見とは真逆のことを述べ始めました。

このため議事を整理することになり、休憩に入りました。再開後、改めて市長は、「記者会見の件についてでございますけれども、私、このときに文面に書かれてい るように大枠は聞いておりましたけれども、内容は読んではおりませんでした。それで、そのときに私 は後ほど読ませていただきますという思いで話をしたところでございますけれども、言葉としてはこの ようになっていたようでございます。その点については、私も公人として記者会見においてもしっかり 言葉を間違うことのないようにしてまいりたいというふうに思っておりますので、それについて御理解 いただければと思います。大変恐縮でございます。失礼いたしました」と改めて自身の発言を翻しました。(平成28年第1回定例会会議録P43〜51

この後、市長は、記者会見での発言は「(記者会見の時)私に何らかの錯誤があった」として、自身の発言とともに、その前後で発言した記者や職員の発言もすべて自身の都合の良いように記者会見録を改ざんすることを表明しました。結局、記者クラブ側はそんな市長の行為を許すはずもありません。変更することにした内容についてはこちらです⇨http://te28anzai.xyz/?p=1378

−公用車の私的使用問題で虚偽答弁−

そして、2016年6月の第2回定例会における私の代表質問です。まず、私は、2015年の第3回定例会で、公務と政務について質問し、「公用車のことも、やはり誰がどこで見ているかわかりませんので、中松前市長、山田勝麿元市 長は、お話を伺ったところ、やはり公私混同と思われないように明確に自分の中で区分をつけて、基準 を少し決めていたという話をされています。ただし、役所内ではペーパーに基準がないということでご ざいますので、それはやはり市長自身でしっかり判断、基準を明確に、ここはちょっとまずいかなとか、そういったぐらいでいいと思いますので、つけていただかないといけません」と指摘していました。(2016年6月16日

にも関わらず、市長はその後も私的使用と疑われる公用車の使用を続けました。そこで2016年6月の第2回定例会でこのhttp://te28anzai.xyz/?p=1960ように質疑しました。しかし、市長からは「市政運営上、差し障りがありますので、ただ今ご指摘された個々の内容については、お答えできませんが、それらを含めまして、私とすれば全て公務のために公用車を使用している」と公務なのにその行政目的すら答えずはぐらかした不十分な答弁を繰り返しました。

その後、私が指摘した市長の公用車の私的使用について、副市長が一部あったことを認め、市長も2回あったと認めました。しかし、市長の最初の6月14日の答弁で「公用車を私的に使用したことはございません」「全て公務のために公用車を使用させていただいております」と発言した部分の訂正に市長は応じず、態度を硬直化させました。http://te28anzai.xyz/?p=1973

その後長きにわたり議会が開会が出来ずにいましたが、市長は「私的に使用したことはございません」を「私的な目的で使用したことはございません」に、「私とすればすべて公務のために使用させていただいております」を「公務の途中に私用で立ち寄らせていただいたことはありましたが、私としましてはすべて公務遂行のために使用させていただいております」に訂正しました⇨http://te28anzai.xyz/?p=2007

−市長「衝撃が非常に忘れられない」のに場所の記憶がなく日付もすり替わる−

さらに、この2016年の9月の総務常任委員会において、市長による人事問題にあたり、参考人招致のあった中での議会質疑で、参考人は手帳の記録という根拠を元にした発言であったのに、市長は「その時の衝撃が非常に忘れられない状況です」と述べたのに場所の記憶がないと発言されました。市長は、市職員を陥れるため、人事案を受け取った日付を就任日の30日と話していたのが、いきなり就任前の28日にすり替えてしまった問題もありました。http://te28anzai.xyz/?p=2484 http://te28anzai.xyz/?p=2499

これ以外にも市長の虚偽答弁や都合の良いように言い換えたりする言動が多々ありました。このような行動を続けてきた市長が何を言っても、すんなり「はいそうですか」とは成り得ないのが現状です。

本日はこれから予算特別委員会です。せっかく「若いから」「辻たち頑張ってたから」と人気のある市長であるのに、市役所運営において市職員と意思疎通出来ず、自分のミスを部下の責任になすりつけるなど、組織そのものの理解も出来ていない状況です。人は誰でも間違いはあります。それを認め素直に改めれば良いのに、都合の良いように発言をすり替えたりしているのはダメです。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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