高島漁港区の観光船事業で市長「書かれてない解釈は勝手に判断すること」、市は(従事者のための)を(ためも)に「解釈してる」。

本日13時から予算特別委員会最終日(総括)が開かれましたが、高島漁港区の観光船事業問題において、公明党の秋元議員の質問に対する市の答弁と3月9日の予特(3日目:経済所管)の市長の答弁とでズレが生じ空転してしまいました。現在、議事精査中です。

まず、この高島漁港区での観光船事業について、市は、これまで「港湾法第37条第2項において、『港湾の利用若しくは保全上著しい支障を与え、港湾計画の遂行を著しく阻害し、その他港湾の開発発展に著しく支障を与えるものであるときは許可してはならない』などの規定がありますが、著しい支障を与えるものではないこと、さらには協定が許可要件にはなっていないことから、小樽市港湾施設管理使用条例第3条の規定により許可したところであります。また、建築物は、観光船利用者だけでなく、地元の漁業関係者利用できることから、分区条例別表第312号に該当するものと判断したところであります」(同市長答弁)としてました。

簡単に言うと、分区条例が制定された平成8年ころは、小樽運河周辺地区に観光施設の立地が進んでいました。このため、市は、「無秩序な土地利用が進んだ場合、港湾の諸活動に支障を来たすことから、適正な土地利用を図る」という目的で条例を設けています。

市側は「漁港区内の施設に従事する人が利用出来る飲食店又は物販店」という条文に対し、観光船利用者だけでなく地元の漁業者も利用出来ると解釈をし許可をし答弁もそう述べていました。しかし、議会ではその解釈に問題があるとし質疑を続けてきました。

3月9日の予特では、鈴木議員が石狩湾新港の例を出し「法令に書いてなくても港湾関係者の施設なのだから観光施設はおかしい、話が通らない」と指摘しました。これに対し、市長が「条例に基づいて判断するのが法令遵守の形で取り組むことで、書かれていないことを解釈してやることは、議員の皆さんが言う勝手にやるということになる」とその文字がないから解釈して許可するということはしないと答弁していました。

ここにこれまでの市の答弁との食い違うというか180度答弁が変わり、条例の解釈で許可したと言っていたのに議会の指摘通りに市長はすると発言していたのです。現在、この問題について議事精査中であります。この答弁如何で、市の許認可にも相当な影響があることから時間を要しそうです。

https://youtu.be/5S4v55S0_4o?list=PLRMGSX_jiXnX-bqWd5vRyQgwYQC_ibx4A

ここでいう分区条例は、小樽港の臨港地区内の分区における構築物の規制に関する条例です。この条例は、港湾法(昭和25年法律第218号。以下「法」という。)第40条第1項の規定に基づき、臨港地区内の分区における建築物その他の構築物(以下「構築物」という。)の建設等について規制し、港湾施設の利用の増進並びに港湾の適正な管理及び運営を図ることを目的とするとなっております。

その中で禁止構築物について、第3条 法第40条第1項に規定する条例で定める構築物は、次に掲げるものとする。ただし、市長 が公益上その他特別の事情によりやむを得ないと認めて許可したものについては、この限りでないとしており以下項目を掲げています。
(1)商港区においては、別表第1に掲げる構築物以外のもの
(2)工業港区においては、別表第2に掲げる構築物以外のもの
(3) 漁港区においては、別表第3に掲げる構築物以外のもの
(4) マリーナ港区においては、別表第4に掲げる構築物以外のもの
(5)修景厚生港区においては、別表第5に掲げる構築物以外のもの
また、別表第3(第3条関係)(漁港区)について、(12)前各号の施設に従事する者及びその利用者のための飲食店又は物販店でその床面積が1,000平方メートル以下のもの並びにこれらの附帯施設。ただし、風営法第2条の規定に該当するも のを除くとしています。こちら

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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