市長公約の「小樽の再生します」は30年前。空想や人から聞いた話の無責任な公約。

今朝の新聞で市長交際費について内訳も一部で予算オーバーし流用しているという記事がありましたが、前回定例会の総務常任委員会で私が指摘していたことであります。その一方、昨日の無所属議員の質疑及び一般質問も掲載されていましたが、私の質問は記事になりませんでしたので、私自身で昨日の市長とのやりとりについて書きます。

まず、昨日の私の質問は、市長の自己評価100点に対する考え方と市長公約についてであります。市長就任後、人事異動などことあるごとに公約達成のためと仰られるので、この2年間一貫して市長公約の中身について言及してきました。今回は、これまでも指摘していた点も含めて別の角度から質問しました。

まずは、公約の法定ビラの冒頭にある「私、森井ひであきに世代交代をさせて頂いて『小樽の再生』をいたします」について、再生とは何から何に生まれ変わらすのか、小樽のまちづくりをどうしたいかについて質しました。

これに対し、市長は「かつてのにぎわいと活気が薄れていると感じている。例えば往時の小樽のように、子どもたちの声がまちの至る所から聞こえ、商店街に多くの人が行き交うような、にぎわいと活気のあるまちにすることを『再生』と表現した」とのこと。

この答弁を受け、「かつてや往時とはいつのことなのか」と再質問しました。すると市長は「約30年前のことを想定しながら話をしている」とのことでした。その30年前は、市長就任後の2年、中松前市政の4年、山田市政の12年、新谷市政の12年を足すとちょうど30年前なので、いわゆる5者体制がよっぽど憎いのでしょうね。なお、このうちの山田市政の中の4年は森井市長も当時議員として議決してきているので、ご自身の公職としての責任も否定されるおつもりなのでしょうか。

ただ、その理由も「多くの市民の皆様と対話し、公園に子どもの声が聞こえ、商店街が方がぶつかるぐらいに人が出入りしていたと聞いた」という人から聞いた話だけで、政策論争をという市長からは信じられないほど、社会情勢や人口数値や交流人口数値など根拠も何もない「人から聞いた」話であったので唖然としました。次回の総務常任委員会でさらに議論をしたいと思います。

次に「LED街灯の増設、設置を急ぎます」について、「もともと前体制下で3ヵ年計画をつくり予算も決まっていた。何をもって設置を急ぐとし、当初計画と何を変えたのか」と質問しました。これに市長は、「市長就任後、予算化を図る考えでおりましたが、既に予算かされていた」と全く無責任な公約であることを自らの口で露呈させました。当時、市議会全会派が必要性を訴えたことから中松市政時に3ヵ年計画が作られ予算化されたことが新聞にも大きく掲載されましたし、まず議会議論でも多くの時間が費やされました。新聞を読んでいれば議会の議事録をしっかり読んでいれば、そんな話にはならないはずです。

もう一つは、「周産期医療実現に向けて、産婦人科医の働きやすい環境を整え、支援を強化します」について、市長はこれまで「子育てしながら働ける環境を整える」と答弁していましたので、その中身について質問しました。すると市長は「必ずしも産科医からではなく、お医者さんから聞いている話で、学会に参加する臨床という話があったから」と述べられました。全くもって産婦人科医のことではなかったことが分かりました。

このような中身のない公約ばかり無責任に並べ選挙戦に出たものだから、当時の選挙戦で、公開討論会も「時間がない」という理由をつけて直接語ることを避けていたのですね。質問をし具体な話を聞けば聞くほど、虚しくなっていきますが、市民に約束した公約ですし、それを持って当選されたのですし、就任後、その公約を実現させるために月額30万円で後援会幹部をアドバイザーとして雇用したのですから、しっかり質し、そして市民の皆様にお伝えしなければならないと思っています。

なお、これまでも市長には、公約の達成度について市民にオープンするべきだと訴えてきましたが、昨日の市長の自己評価100点についての質問の中でも改めて訴えましたが、これについても「調査・検討する」の一点ばりでした。これまでもたくさんの質問をしたのですがほぼ8割ぐらい「調査・検討」で具体な前進はない状況であります。市長選まであと2年、市長が手をつけられる政策予算は来年度分までです。一体どこまで市民との約束を果たせるのでしょうか。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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