若市議北海道の釧路研修会でした。

昨日4日・本日5日の日程で北海道若手市議会議員の会の釧路研修会でした。

本年度(6月1日〜来年5月30日)から会長の役を頂き、最初の研修会でした。釧路市議会には沢山のメンバーが加入してくれてまして、研修会の企画・設えをして頂きました。

昨日の研修は、津波に対する免震構造を備えた防災庁舎、蝦名大也市長講演「市政運営とは〜市長と若手議員に期待されること〜」、本日は「生活困窮者を対象とした自立支援プログラム」でした。

防災庁舎については、道内初の中間免震構造を採用した防災対策の拠点施設で、国土交通省から全国的なモデル事業として高い評価を受けています。地下にあった電気室や避難所、災害対策本部室などの重要施設を大地震から守るために4、5階に、1階部分を津波が通り抜ける形式に、また、市民サービス窓口は利便性に配慮されています。

ハード部分は特にですが、職員はじめとした市民への防災対策の意識づけの多分に工夫されていました。小樽はあらゆる災害が少ない町として有名ですが、もしもの時の意識は希薄になりがちです。日頃からの備えは大切なことですので、ハードの対応はこれからの課題になってしまいますが、備えの部分は今からでも出来ることがありますので、勉強になりました。

市長講演については、蝦名市長はこの若手市議会議員の会の創立時のメンバーで、代議士秘書から市議会議員、道議会議員を経験し現職です。行政については、「10戦7敗でチャレンジしながら進める。負けると分かれば引いて柔軟なやり方が必要」。都市経営については、「都市にあるものを使って経営し、課題となることを解消するもの」として、これまでの取り組みや職員との関わり方などについてお話し頂きました。

また、我々若手議員には「若い奴らが次の時代を作ってきたし、若い人たちだからこそやったこと言ったことに責任がとれる。色々な経験をし見て聞いて見聞を広めて欲しい」と激励を頂きました。質疑応答では、財政の考え方や市役所組織などについて意見交換させて頂きました。

本日の釧路における生活困窮者支援については、まず釧路市は生活保護率が小樽市よりも高いことは有名ですが、平成16年から、母子世帯の母親を対象にした「自立支援プログラム釧路モデル」をスタートさせ、公立大学の地域経済研究センターとの共同研究を行いました。当時の新聞で、生活保護費の経済波及についてまとめられた調査の記事に驚いた方は多いかと思います。

この後、一般社団法人釧路社会的企業創造協議会が設立され、利用しやすく出やすい生活保護とした自立支援プログラムを実施。対象となる方に合わせた支援を展開し、生活保護の最後のセーフティーネット前の生活困窮者支援を通じた地域づくりを構築していきました。

私としてはこれまでいかに生活保護受給率を下げ、保護費を減らしていけるかという観点がありましたが、釧路市では、稼働率を重要視されていたので、生活保護と自立支援に対する制度と制度を利用される方の認識を新たにしました。要は保護を受けたとしても、その方に合わせた支援によって、地域づくりに関わる・地域を支える人材になってもらうということでありました。

小樽市においても生活困窮者自立支援法施行後取り組みを進めていますが、本日学んだことを持ち帰り、小樽市としてどうしていくべきか考え提案したいと思います。2日間の研修は大変実りあるものとなりました。これからもあらゆる機会を通じて勉強を重ねながら走っていきたいと思います。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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