高島観光船事業のコンプラ違反とふれあいパス補正に市長、原稿棒読みで「申し訳なく思っている」。

今朝の報道でもありましたが、昨日8月30日、9月5日開会の小樽市議会第3回定例会に提出する議案の説明がありました。議案説明の冒頭、絶対に謝らないで有名な森井市長が、市長後援会関係者による高島漁港区での観光船事業の許認可でコンプラ違反となったこと、ふれあいパス事業の負担割合変更における補正予算計上に関し、「市政を預かる身として申し訳なく思っている」と原稿棒読みで謝罪しました。

第3回定例会提出予定議案は、補正予算6件、決算議案14件、条例一部改正1件の計21件です。

 

補正予算額は、一般会計が19億2,688万3,000円、国保・介護保険・後期高齢の3事業の特別会計は合わせて8億5,256万円、病院事業の企業会計は20万円で、合計27億7,964万3,000円になります。平成29年第3回定例会補正予算(案)の概要

一般会計の補正額のうち大きなものは除雪費で12億9,700万円です。当初予算と合わせると14億5,410万円で昨年度は13億2,110万円なので比較すると1億3,300万円増額となります。主な増額要因は市長公約の第2路線の出動基準見直しで6,840万円、ガタガタ道路解消で1,860万円と、昨年度試行的に取り組まれた第3種路線の一部の除雪作業拡大で1,220万円、新規の試行となる第3種路線の一部での歩行空間確保で30万円、観光に配慮した排雪で240万円などであります。

昨年度の予算と比較はされていますが、今年度から除雪費の策定手法が変更となりました。これまでは、累計降雪量約500cmに対して過去の作業量を基に算出されてきましたが、過去5ヵ年の除排雪の作業量から算出されました。言わば、作業量ありきの予算策定となりましたが、議案説明に際し、過去の除雪回数と排雪量を比較する数字がなかったことから、それが良いのかどうかを私としての見解を述べられません。現在資料要求しておりますので、しばしお待ちください。

まずは市から提出の資料をご覧ください⇨平成29年度第3回定例会除雪費の補正予算(案)について

このほか一般会計では、ニトリ基金からトイレの洋式化事業や歩行者案内標識再整備事業、手宮線散策路環境整備事業費などが盛り込まれました。これらの細かな予算については平成29年度(3定)補正予算説明書をご覧ください。なお、ニトリ基金以外の財源の不足額は10億7,800万円となり、財政調整基金(貯金)を取り崩して充てることになります。これによって貯金残高は17億5,000万円になってしまいます。

これから9月の開会に向け、この補正予算の中身を検証したいと思います。なお、今議会には平成28年度決算も提出されますが、決算も同様に貯金を取り崩した上での単年度黒字となっており、依然、火の車の自転車操業であります。平成28年度一般・特別会計決算額調

なお、これらの議案説明の冒頭、絶対に謝らないで有名な森井市長が、市長後援会関係者による高島漁港区での観光船事業の許認可でコンプラ違反となったこと、ふれあいパス事業の負担割合変更における補正予算計上に関し、「市政を預かる身として申し訳なく思っている」と謝罪しましたが、誰に対して謝罪しているのか明確ではありませんでした。また、原部が作成した原稿を読み上げていましたので、全く謝罪する気持ちはなく、謝らないことが自身の評判を下げていることを知り、選挙で勝って「市長を続ける」の目的を達成するために、棒読みでも良いから「申し訳ない」で済ましたとしか思えません。

しかも、是正措置や対策、処分などは一切明らかにされませんでした。

今定例会は、除雪費の問題はじめ、この市長後援会関係者における高島での観光船事業のコンプラ違反、ふれあいパスの補正をはじめとする地域公共交通の問題に加え、また新たな問題が浮上する予見があります。

第3回定例会は以下の日程で開かれる予定ですので、ぜひ傍聴やネット中継などで議会議論をご覧頂きたいと思います。

9月
5日(火)10時 本会議(提案説明)
11日(月)13時 代表質問(12日)
13日(水)13時 一般質問
14日(木)13時 予算特別委員会(15日・19日)
20日(火)13時 各常任委員会
21日(水)13時 学校適正配置等調査特別委員会
26日(火)13時 本会議(採決)

10月
2日(月)13時 決算特別委員会(〜5日)

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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