市長の「言及」発言で迷走中。副市長と正副議長が会談もまだ議運開かず。

先週の14日(木)の自民・横田議員の一般質問における市長発言で空転し15日(金)は終日議会が開かれませんでした。3連休開けの本日19日(火)朝に副市長と正副議長が会談しましたが、市長の「言及」発言で迷走しており、当初予定していた10時の議会運営委員会(議運)の理事会も開かれずにいます。

繰り返しとなってしまいますが、問題となっているのは、小樽市が中央バスに協力してもらって行っている70歳以上の方の生きがい対策「ふれあいパス事業」における市長発言です。年始の中央バス社長とのトップ会談の中で、社長が「ふれあいパス」のことに触れたのに、前回の第2回定例会の市長答弁で「言及はなかった」と答弁したことが問題を大きくしました。

その答弁は、佐々木議員が「中央バス側が実際にふれあいパスや市内バス路線維持、スクールバスでの協力、本社移転に言及したことはなかったですか。私の心配が杞憂かどうかということにかかわりますので、言及があったかどうか、お答えください」と質問しました。

これに市長は、再三の答弁漏れの指摘があった上で「私とお話をした中で、そのお話の言及はありませんでした」と答弁しました。

これを聞いた中央バス側は、「トップ会談でのふれあいパス事業者負担解消に向けた、当職からの言及の有無を問われた際、当職からの言及そのものがなかったという主旨の事実と異なる答弁をされたことに対し、抗議いたします」と社長名で抗議文が書面で提出しました。

そして今定例会の一般質問で、自民・横田議員が、「中央バスは言及そのものがなかったことに抗議している。言及はなかったのか」と問い質しました。

これに対し、市長は、「言及は読んで字のごとく『言い及ぶ』という意味の言葉です。及ぶとは『あるところまで達する』という意味の言葉ですので、言及は『話が、あるところまで達する』という意味になりますので、会談の時に話はありましたが言及はなかったので、佐々木議員の質問で言及はなかったと答弁しました」と述べ、「言及はなかった(話はなかった)」から一転「話はありましたが言及はなかった」と言葉の意味を置き換えて言い逃れしました。

このため、第2回定例会で質問していた民進・佐々木議員が「私は言及という言葉を一般の意味として使った。お聞きになっている方は私の考えている使い方をするはず。そこに違う一般的な意味を用いて言い逃れをしている。こういうことを許してしまうことは、言葉をいろいろ置き換えて議会発言の中で言い逃れ曖昧にすることになってしまう。これは許されるべきではない。市長の言い逃れに歯止めをかけるようにお願いしたい」と議事精査を求め、中断となりました。

この後、市長は、自らの発言・主張を曲げず、総務の担当者が議会との折衝を繰り返してきましたが、今朝になり今度は副市長が協議の場に入りました。今後、どのように協議が進められるかは分かりませんが、いつ議会再開になるか分からないため、控え室などで待機しなければなりません。

こんな言葉遊びみたいなことでなんで中断しているのか、また市長をいじめているのかなどの声があるかもしれませんが、そういうことではなく、佐々木議員が仰っていたように、一般的に使う言葉でのやりとりをしたのに、追及されると、一般的ではない意味を用いて言い逃れされてしまっては、全ての市長発言の信ぴょう性を疑わなければなりません。そして、もしこれが言い逃れではなく、本当に違う意味での理解をしているのであれば、毎度毎度、市長に対してこの言葉の意味はどう理解しているのかから辞書を見合わせてやりとりしなければならなくなります。

なお、発端となった前回の第2回定例会の議事録をいろいろと読み直してみると、また面倒なことに建設部長が「あと、ふれあいパス等の部分で言及があったのかというお話なのですけれども、要は、中央バスとしましては、今回こういうふうになりましたのは、市内路線バスの収支が厳しくなってきているというところから、そういうお話が、今回の法定協議会につきましても、そういった話がありましたので、特段その中でふれあいパスをどうのこうのというよりは、要は、収支がすごく厳しい状況の中では、こういうものにもなかなか難しい課題が今あるというようなお話は触れておりました」と市長発言を覆すように「お話は触れておりました」と述べていたようです。そもそも前回の本会議の場においても市長の意味合いがどうであったのか、そして原部ともしっかり答弁調整または意思疎通が出来ていなかったのか疑問ばかりが増えてしまいます。

いずれにしましても議会の再開に向けて、傍聴いただく予定の方、ネット中継をご覧いただく予定の方には随時情報をお届けしますのでよろしくお願いします。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

2 thoughts on “市長の「言及」発言で迷走中。副市長と正副議長が会談もまだ議運開かず。”

  1. 相手はお利口な小学生のようなものです。
    こういう人には「言及」などという難しい言葉で質問せず、「ふれあいパスのことについて、話はあったの?なかったの?」と簡単な言葉で質問すべきです。
    森カスくんも部下の職員の方々が答弁を考えてくださって、それを読んでいるだけだから、かみ砕いて質問してあげることが必要だと思います。
    議員さん側も森カスくんの知能レベルに合わせてあげないと、言った言わないの水掛け論で話が終わって、結局これからの街のあり方について議論がない中身のない議会討論になってしまいます。

    1. バブー様
      コメントありがとうございます。
      まさにその通りですね。昨夜も議員と意見交換しましたが
      簡単な言葉と熟語を使う際には辞書を持ってまず言葉の意味を確認してからでないとだめだという結論に至りました。
      森井市長になってからこんなやりとりばかりが行われ
      全国の笑いものになってしまっていますね。
      議会議論云々以前の問題ですから。

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