ふれあいパスの支出手続きは規則違反すなわち違法。市の調整つかず終日中断、にも関わらず突如コンプラ違反の減給条例提案へ。

この間問題となっているふれあいパスの関係で、市が中央バスと協定書を締結せずに税金を支出したのは手続き上違反かどうかが問われていましたが、本日、市側が顧問弁護士に確認したところ規則違反であるとの判断に至りました。

問題となっているのは、昨日28日(木)、公明・斎藤議員が、ふれあいパスにおける支出手続きについて、契約規則の第18条の3つの条件に該当しない場合は契約書が必要と定められており、協定書=契約書がない、支払う根拠がない状態のため規則違反すなわち法令違反になる恐れがあると指摘しました。

これに総務部長が明確な答弁ができず、部長から委員会の中断を求め答弁精査をしていました。本日になり、市側が関係資料を揃えて顧問弁護士のところへ相談に行き確認作業をしたところ、協定書がない中で支出したのは違反であることが明らかになりました。これを受け、市側が答弁精査をしていますが、まだ時間を要することから、本日は終日中断という事態になりました。

なお、小樽市の契約規則は、地方自治法に沿ってこの規則を定めており、「本市の契約に係る事務については、法令その他別に定めるものを除くほか、この規則の定めるところによる」としています。

この規則の中で、第18条(契約書作成の省略)では、市長は、次の各号のいずれかに該当するときは、契約書の作成を省略することができるとしています。

(1)1件の請負金額が130万円以下のもの又は1件の売買金額が80万円以下のものについて契約を締結するとき。
(2)物品を売り払う場合において、買受人が代金を即納し、直ちに引き取るとき。
(3)前2号に定めるもののほか、市長が契約書を作成する必要がないと認めるとき。

と条件を附しています。今回顧問弁護士にも確認したところ、ふれあいパスの関係において市長・副市長の言動において協定書を締結出来なかったことから、この規則違反の支出手続きをしてしまっていたということになりました。

来週以降、この事実に基づき、また答弁精査が行われることとなりますが、すんなり始められるのかどうか問題が山積みとなってしまいました。さらに言うと、この問題が解決出来ていないのに、突如、市長は、後援会関係者による高島漁港区での観光船事業の行政手続きでコンプライアンス違反と指摘された問題で、自身の責任として11月分の給料月額を10分の1減額することを提案すると示してきました。こんなタイミングで提出してくるというのは空気が読めないというか政治センスもないなと思います。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

10 thoughts on “ふれあいパスの支出手続きは規則違反すなわち違法。市の調整つかず終日中断、にも関わらず突如コンプラ違反の減給条例提案へ。”

  1. 市長の後援会関係の観光船事業者の許可で市長の処分があまりにも軽い処置であきれています。設置できない構造物は業者に撤去させないのでしょうか。それがすべて回復されなければ、全てが解決したことにならないと思いますが。厳正に処理されることを望みます。これからの悪い前例にならないためにも。

    1. 岡田昭正様
      コメントありがとうございます。
      軽い重いの判断が、前例がなさすぎて判断しかねますが、そのように感じる市民の方がいるということからも、しっかり調べて追及して参りたいと思います。まさにおっしゃるように悪例にならぬよう。

  2. 契約書?協定書?が無いにもかかわらず、どのように公金を出したのでしょうか?市長案件は支払審査無しに支出できるのか不思議ですね。市長のみならず職員も信用ならんです。血税を何だと思っているのか!市長は辞職し改めて市民の信託を問うべきでは?

    1. HNP様
      コメントありがとうございます。
      口頭合意しかないのです。今後質疑で明らかになると思いますが、協定書がないから、夏に副市長が4月1日付けの覚書を偽造しようとしたのですが、当たり前のように中央バスは公印を押しませんでした。このように御都合主義の後援会ファーストの行政運営は断固として終わらせるべきだと思っています。

  3. 小樽ジャーナルさんの記事http://otaru-journal.com/2017/09/0929-2.php
    で拝見しましたが、
    是正措置が既存施設の確認とリンクするのはおかしくないですか?
    スピード違反を指摘されて、他の車両のスピード違反を全て取り締まってからあなたの処分を行いますという非常識な扱いと同義に見えますが……
    まずは指摘された違反を速やかに是正し、平行して既存施設の確認を行い違反施設があった際に是正するというのが本来の行政処分ではないですか?
    現実的に後援会関係者の施設を相当な期間営業させるといっているのと同じです。
    市の行政処分により不利益を被ったとして損害賠償請求された場合、より大きな額となることも考えられませんか?
    しっかり指摘し、市長と一部後援会関係者の市政の私物化を止めてください。

    1. OG様
      コメントありがとうございます。
      まさにおっしゃる通りですし、後援会の方が、議会で現地調査した時、市議会と語る会をした時にも同じ論調でした。
      そして損害賠償についても考えられます。どちらにしても市の税金から後援会の方に支出されるようなストーリーなのかもしれません。
      市長の後援会ファースト、行政の私物化はなんとしても食い止めなければならないと思っています。

  4. 市長の処分について、過去から誤った条令判断が行われていたのであれば、誤って許可してしまった実例、取扱マニュアルなどに記載されていた、などの証拠がありそうなものですが、きっとそんなのないんでしょうね。

    追認してしまった、などという軽い過ちなら、他人から指摘されれば、調べ直すはずなのに、それもしてないし。

    他にも誤りがないか調べてから、と言ってますが、本件については、条令違反が明らかで漁業者が迷惑してるのですから、直ちに是正すべきでしょう。
    他の事例があったとしても、少なくとも迷惑だという声はあがってないのですから。

    本当にいい加減な市長ですね。

    1. Super- Dolphin様
      コメントありがとうございます。きっとないと思います。
      あったとしてもこれだけ漁業者に迷惑を被らせた案件はないものと判断します。
      いい加減だし無責任な市長です。
      今日から予算特別委員会が再開できるならばまた質疑をしていくこととなりますので情報共有させていただきます。

  5. 全く筋の通らないことばかりを、実施しようとしている森井市長にあきれ返っています。
    高島漁港問題はまず是正措置を速やかに行うべきであり、これに関する処分は軽すぎます。民間の感覚では考えられません。市長は3割カット3か月、副市長は1割カット3か月、最低でもこのくらいの処分でなければ納得できませんね。更に、当然のことながら、ふれあいパス問題でも処分対象となるでしょう。

    1. MMK様
      コメントありがとうございます。
      同感です。
      まずは指摘されたことの是正措置、そして自身の処分。前市長の問題も大きく取り上げられましたが、当時自分が市長ではない時であってもまずは真っ先に自身の減給をしっかりしていたと記憶しています。そしてふれあいパスの案件は知らぬ存ぜぬで押し通し責任は一切部下になすりつけなのかもしれません。もともとは年当初の市長と社長のトップ会談での市長発言が発端なのですが、どうしようもありません。

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