組織変更で人件費3,700万増と業者優先の分割で除雪費増は理解出来ぬ。

一昨日・昨日とで質疑及び一般質問を致しました。市長による組織変更で人件費が増額され、そして業者優先のしかも後援会絡みの地区分割で除雪増は到底理解することが出来ません。私は、その分を排雪費に充てた方がよっぽど市民のためになると主張したのですが、市長は「性質は合わない」と意味不明な答弁をし、全く理解出来ませんでした。以下、私の質疑と市長答弁を記載します。

1.市長というお役目に就いた方の政治姿勢と公約について

①まず、提案説明の冒頭で述べた辞職勧告決議への対応についてですが、反省すべき点とおっしゃってますが、反省するとは何ですか。

答弁:私の言動に関して、良くなかった点があったかどうかを振り返るという意味で申し上げたものであります。

②また、すべき点とは何か具体的にお聞かせ下さい。

答弁:辞職勧告決議の中で挙げられた御指摘のうち、高島漁港区における観光船事業に関し、コンプライアンス委員会からの指摘により、市の条例解釈の誤りが判明したこと、議会対応に関し、答弁や説明の中で、私の真意が正確に伝わらず、議員の皆様に誤解や混乱を与えてしまうことがあったこと、中央バスに市への不信感を抱かせたことに関し、私の発言で誤解を与え、不信感を与えたこと、記者会見での発言の錯誤に関し、記者からの御質問の趣旨をつかみきれず、正確にお答えできなかったため、混乱を与えてしまったこと、ふれあいパス事業の支払手続きにおける法令違反に関し、契約規則に定める書面による契約を締結せず、支払をするという不適切な事務処理があったこと、などであります。

③次に、改善すべき点は何ですか。何をどう改善するのですか。事例と改善例を持って答えて下さい。

答弁:高島漁港区における観光船事業に関し、これまでの誤った条例解釈と手続を改めるべく、鋭意作業を進めること、議会対応に関し、今後とも緊張感を持って丁寧な説明に心がけること、中央バスに市への不信感を抱かせたことに関し、私の発言の真意をお伝えできる機会を見つけてまいること、人事異動に関し、人事評価制度の推進や係長職以上の内申を昇任等に関係なく提出させることに改めたこと、除雪共同企業体の構成員数変更に関し、平成28年度から唐突な印象とならないよう、建設常任委員会でJV構成員を報告し、説明会で業者に説明した後、募集していること、東京小樽会、関西小樽会への参加に関し、その時々の判断となりますが、優先的に参加するよう配慮していること、議会事務局職員の人事異動に関し、複数で協議の場に応じ、見解の相違がないようにすること、ふれあいパス事業の支払手続きにおける法令違反に関し、速やかに改善すべく、10月30日付けで協定を締結したこと、などであります。

④「民意が市政に反映されるよう職責を全うする」とのことですが、これまで一つの地域として発注していた臨港地区の除雪業務委託で、今冬は三分割されました。これにより設計額が増加したと思われます。いくらですか。

答弁:昨年度の除雪業務における当初設計額は、1235万5200円、本年度3分割した業務委託の合計設計額は、1278万7200円となり、前年度と比較して、43万2000円が増額をいたしました。この増額分の主な内訳の概算といたしましては、人件費や燃料費などの単価上昇の増額分が27万円、3分割による経費の増額分が83万2000円、また、昨年度の設計内容見直しによる減額分が67万円となっております。

⑤わざわざ設計額を増加させることが民意なのですか。これが市民のためになぜなるのか、誰もが理解出来るよう説明して下さい。

答弁:地域総合除雪の特記仕様書の再委託に関する内容を、迅速かつ的確な除雪作業に対応するため、道路除雪登録業者を選定するよう努めるとともに、確実な除雪体制の構築に向け、他の除雪業務の作業人員や除雪機械等が重複しないようにすることから、「路面対策工等の特殊な作業を除き除排雪工種での再委託を制限する」と見直しました。これまで、産業港湾部が所管する臨港地区の除雪業務についても、本市発注の除雪業務の統一性を図るため、地域総合除雪の特記仕様書を準用してきておりましたが、この再委託に関する内容で道路除雪登録業者へ調査をしたところ、1業者で対応することが困難であることが判明したため、3分割での発注となり、結果として設計額の増額につながったものであります。このように一定のルールに基づき、市政の公正性を確保し、委託業務を適切に行うことにより、市民から市政に対するご理解を得ることにつながるものと考えております。

⑥中期財政収支見通しが示されました。お役目に就任後、財政調整基金は約32億から約17.5億に激減しています。その理由と、歳出カット出来ない理由をお聞かせ下さい。

答弁:平成29年度においては、歳入では人口減少による地方交付税の減少に加え、地方消費税交付金も減額が見込まれ、収支均衡を図るうえで財政調整基金の取り崩しに頼らざるを得なかったことが、財政調整基金が減少している主な要因であります。また、歳出を削減出来ない理由につきましては、これまでエネルギーコストの削減や将来的な公債費の抑制に向けた市債の上限額の設定などに取り組んではおりますが、扶助費や公債費、人件費など義務的経費の占める割合が大きいため大幅な削減につながらなかった状況に加え、将来を見据えた本市の課題にも取り組む必要があったためであります。

⑦また、今後、ただ財政調整基金を食いつぶすだけの財政運営はすべきではありません。お役目として考える効果的な歳入増加策と歳出カット策を具体的にお聞かせ下さい。

答弁:具体的な歳入増加策としては、横断的かつ効率的な徴収対策の実施や、使用料・手数料の改定、遊休資産の売却やふるさと納税制度の推進など、歳出削減策としては、事業の検証を行い、非効率的な業務の見直しや、適正な業務分担による時間外手当の縮減、エネルギーコストの削減などを示しております。しかしながら、今後も厳しい財政状況が続くことから、これらに留まらず、長年、本市が抱えている財政運営上の課題に更に踏み込んだ対応をしながら、歳入・歳出両面の改善に努め、引き続き、財政健全化に向けた取組を推進していく必要があると考えております。

⑧この状況下では、掲げたプール建設や市営住宅建設、老健施設の充実、札樽間の交通利便性向上などの公約は達成出来ないと思いますがいかがですか。

答弁:現在、任期の途中であり、達成できるかどうかについては現状において明言することはできませんが、引き続き、これらの公約実現に向けてしっかりと取り組んでまいります。

⑨来年度予算があなたが出来る最後の政策予算編成です。素直に出来ない公約を挙げ、なぜ出来ないのか、なぜ出来ないものを公約としたのか、そして、どう市民に説明するのかお聞かせ下さい。

答弁:プール建設については、現在、実現に向けて検討を進めているところであり、中心市街地に市営住宅を建設は、現在複数の候補地を考えており、それらについて検討を行い、近い将来候補地をお示しし、今後、策定予定の市営住宅の長寿命化計画に反映してまいりたいと考えております。老健施設の充実は、介護保険事業計画において増床の予定がないことから、現時点では実施には至ってないものであります。また、市長就任前は、これらも含め、全て実行あるいはそこに向けた進捗を目指していたことから、公約に掲げたものであります。なお、市民の皆様に対しましては、今後、公約に掲げた取組の進捗状況について、ホームページで公表することなどを考えております。

10財政調整基金を食いつぶすだけの市政運営の中、今後も人件費が増加します。今定例会で上程された事務分掌条例の改正案で、組織体制の編成により3,700万円が増加します。さらに上乗せられるような組織肥大化する組織体制の変更は望ましくありません。人件費を抑えられる組織改革案に見直すべきです。見解を。

答弁:前回の平成20年度の組織改革では財政再建を目的に、61名の職員を削減したことに加え、この間、国の頻繁な制度改正や各分野での計画策定業務などが重なったことから、各部局からは体制の強化や担当職員の増員を求める提案が多くあったため、私としましても、最低限の配置に努めましたが、結果的に6人の増員となる見込みであります。しかしながら、本市の財政事業は大変厳しい状況にありますので、平成30年度以降においても、常に事務事業の見直しを図り、効率的な行政運営に努めてまいりたいと考えております。

11港湾計画を中断している中、急いで港湾の部をつくり増やさない形でも良いのではないでしょうか。見解を。

答弁:現在、小樽港には多くの重要な港湾施設の老朽化対策、港湾計画の改訂など喫緊の重要課題が山積しております。また、本市が管理する小樽港と石狩湾新港を同一部署で担当する港湾行政の一本化はこれまでも課題であると考えてまいりました。このため、企画政策室が所管する石狩湾新港業務を受入れ、港湾新港を一体となった取組を進めるとともに、色内ふ頭などの老朽化対策や港湾計画改訂作業の再開に向けての基本理念の作成に鋭意取り組んでまいります。さらに、小樽港の内航フェリーの活用やクルーズ客船誘致、ロシア貿易の促進などの港湾振興策の強化すすめるとともに、石狩湾新港との共存共栄を図るための政策的判断を適切に行うため、平成30年度の組織改革を機に部に昇格させたいと考えております。

12いずれにしましても、市長というお役目に就いた方による市政運営で、今後、財政調整基金を使い果たし、選挙に有利な制度の変更は先延ばし、公約の実現目処を立たないのをひた隠すやり方は認められません。仰っている民意があなたにあるのか、出直し選挙で問うべきではないですか。

答弁:市民の皆様に、市長として、市政運営を付託されておりますので、市政の課題が山積する現状において、解決に向けて進行しているものもある中で辞職することは、それらを投げ出すことになりますので、そのようなことがあっては、市政執行や市民生活に影響が生じかねないことから、この度のことをもって、辞職するつもりはなく、出直し選挙を行うことは考えておりません。

以上、再質問を留保し終わります。

【再質問】
安斎:まず、反省すべき点ですけれども、後援会関係者を参与として任用したこと、公用車の私的利用、手宮中央小の欠席、公用の欠席、公務の欠席、これが反省点に含まれていないんですけれども、その理由と、反省してないのはどうかをお聞かせください。

市長:参与の件について、私としては参与の任用及び事務手続き上には瑕疵がないと思っておりましたし、行政と民間の知見を有し、行政に役立てられたというふうに思っておりますので、この点については私自身はこのように考えているところでございます。手宮中央小学校の開校式ですが、欠席したことに対しては大変申し訳なく思っているところですが、その時は大切な方が亡くなり、最後の別れを告げるために行ったものでありますので、開校式と告別式の日が重なり、自身でも何もできないことからやむを得なかったと思っているところでございます。公用車のことに関しましては、スケジュール上、他の公務に影響しかねなく、社会通念上必要な措置であったと認識しているところでございます。

安斎:臨港地区の除雪業務ですけれども、設計額経費増額の83万2000円は主になんなのか。昨年度の見直しによって減額が67万円と言っていたが、何か。具体的に教えてください。

部長:今年の増額分は3分割したことによって現場管理費が増えている。減額は中央地区の作業内容に若干変更があったので減額があった。

安斎:市民から市政に対するご理解を得られるっていうのは何の理解なのかお聞かせください。設計額増加が市民のためになぜなるのか、教えてください。設計額増加分のお金があれば、僕は、排雪費に充てたほうがよっぽど市民のためになると思っているがいかがでしょうか。ルールに基づいて変えているというが、公正性って何なのか。これまで公正ではなかったというのかお聞かせください。

部長:公正性は、なるべくしが発注する業務ですので入札できるものなら入札できるようにするという意味で考えている。排雪費に回したほうがということは全体のことですので、私の方からはお答えすることは出来ないと思います。ルールに基づいて帰るは、全体として市の除雪業務ということで考えておりますので、それは全体のルールに従っていきたいと考えているところでございます。

市長;答弁漏れというか、担当のほうからお答えできませんでしたので、私の方から答弁させていただきます。浮いたから、設計費に当てるということは、基本的に物理的にはできないというふうに思っておりますので、今後において、排雪量において、排雪の費用におきましては設計に基づいて皆様に提案をしていきたいと思っているところでございます。

安斎:昨日の答弁で、産業港湾部長が10月19日夜に仕様書をもらったっていうふうに言ってましたけど、これまで建設部が自発的に渡していたのか。これまで産業港湾部が照会してもらって仕様書をもらっていたと聞いているが、なぜ今年だけ建設部が自発的に渡したのか。

部長:仕様書、飽くまでももらってやるって形ですので、建設部のほうがたまたま持ってきてくれる場合もあるでしょうし、ちょっと担当に聞かないと分からないんですけど、どちらか渡すとか、取りにいくとかっていうのを決めていることではないっていふうに考えています。

安斎:そもそもギリギリになって条件変更していることが問題だという認識はないか。唐突な条件変更は混乱を与え、企業側の経営計画が立ちません。後任の育成が滞り、最終的に小樽市の除雪自体が立ち行かなくなるというに私は懸念しています、全国的な労働者不足を背景に、除雪業務を担う作業員の確保が非常に厳しいって新聞に出てましたけど、臨港地区に関してなぜ意見交換をしなかったのか。しっかり意見交換をすると明言し、なすべきと思うがどうか。

部長:それから、ぎりぎりでの条件変更の部分と唐突な条件の変更の部分については、申し訳ないかなと思っておりますけど、何とかこの条件でお願いしたいというふうに考えているところでございます。それから業者の意見交換すべきということにつきましては、今回、変更したあとでいろいろなことをお話したっていうところは実際にあるんですけれども、実際にもっと前にわかっていれば、すべきだったというふうには考えています。唐突な変更によって立ち行かなくなるのか、そういう懸念はもちろんあると思いますので、このようなことがないように今後は気をつけていきたいと考えています。

安斎:近隣の札幌市などに移って小樽市の除雪が立ち行かなくなったときは、一体誰が責任を取るのか教えてください。

部長:そういうことがないように、今回制度見直しの中で登録業者を増やしたりとか、将来的にですね、そういった業者の確保をしなきゃいけないってこともありまして、制度の設計の見直しをしているところであります。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

2 thoughts on “組織変更で人件費3,700万増と業者優先の分割で除雪費増は理解出来ぬ。”

  1. 相変わらず公人と思えない市長答弁でがっかりです。
    中央バスとの件については、6月に来ている文書に対して未だ面会もせず、なるべく早く自分の発言の真意を伝えたい……
    その間にも市民の足である市内バス路線 の大幅減便がありました。
    森井氏のメンツや拘りのためになぜ市民が不便を感じなければならないのでしょうか。
    除雪の件についても全く不可解です。
    自分の交際費には簡単に流用しても、市民生活のためには余剰となった予算を回すということにならない……
    誰のための市政なのか、甚だ疑問です。

    安斎議員はじめ、市議会議員の皆様におかれましては、小樽の正常化に向けて早期決断を下していただきたいと思います。

    1. OG様
      コメントありがとうございます。
      すっかり返信が遅れてしまっていました。申し訳ございません。
      答弁を聞けば聞くほどがっかりすることばかりですね。今日もひどい答弁繰り返して途中で止まってしまいましたよ。
      本当に市民のためにと思うならもっと業者がどうのこうのよりも、市民のためになる手法から考えなければならないと思います。
      小樽の正常化のため僕もできる限り頑張ります。

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