森井さんの思いや考えが全て民意じゃないのですよ。森井さんを尊重するのが民主主義であるなら大変残念以前の問題です。

昨日20日(火)に平成30年小樽市議会第1回定例会が閉会しましたが、小樽市の新年度予算案の採決を行いましたが、議会としては総額8億円の減額修正をした上で小樽市の予算を可決しました。

その後の21日(水)の新聞報道で、その予算を計上した当該小樽市の市長という役を担ってしまった森井さんがその議会意思に対し「いまだに民意を反映しようとしないのは悲しい。民意を尊重できないのは民主主義ではないから大変残念だ。市民はどう思われるのでしょうか」と発言しました。独裁市長の暴言は任期3年を経てより一層暴君化していると思います。

まず今回の市長提案の新年度予算において、市議会が減額修正したのは以下の点です。

●町内会への懇親会を含む会合に出向くため、これまでの市長交際費を75万円から100万円に増額した分の25万円を減額。

●実績も見込みもない主にデータバンクにおけるIT企業関連企業誘致補助金1,000万円を0円に減額。

●見通しなく増額した創業支援事業費1,900万円を1,500万円に。

●環境問題など十分検証することなく、「海に投雪はどうか」という森井さんの海第一主義の考えから生まれた山の塩谷五助沢に新たに雪処理場を設けるとした経費2,030万円を0円に減額。

●港湾計画を中断したのに、今度は理念をつくるとして計上した港湾計画改定事業費20万円を0円に。

●自己責任であり法的責任は一切ない、期間中でない禁止区域での水難事故を例に挙げ、自身が市長になる前から個人的感情で持っていた道義的責任を銭函にだけ特化して計上した水難救助備品代435万円を0円に。

●明確な基準のない除排雪、突如のステーション増による経費増、市民要望に答えないパトロールの強化という排雪抑止、排雪量の減を毎年度続けるなど多くの疑問と疑念、そして民意を一切受けとならない改悪を続行する除排雪業務委託料7億6,000万円を0円に減額。

としたものです。

小樽市は、市民の皆様、詳しく言えば、道民・国民の皆様からも補助金負担金交付金として頂くという全ての税金から収支予算を考え、編成・執行する責任があります。その執行するにあたり、絶対的権力を持つ首長すなわち市長の暴走を止めるために、二元代表制を下にした議決機関である議会がチェックし議決をするというのが法治国家である日本国の法令で定められています。

にも関わらず、小樽市長という役についた森井さんは、市長記者会見で都合の悪い時は私見であるとして逃げ、自分に利がある時は公的見解だと言いますが、今回の議決結果を受け、私見なのか公的見解か、それとも公式見解かは定かではありませんが、その議会意思に対し「いまだに民意を反映しようとしないのは悲しい。民意を尊重できないのは民主主義ではないから大変残念だ。市民はどう思われるのでしょうか」と発言しました。

私からすると、森井さんが全ての民意だと思われているのでしたらお門違いであるとはっきり言います。確かに当時の統一地方選ではあなたは3万なにがしの得票を得ましたが、では6万の投票 のうちの反対票は民意ではないのですかと。また、森井さんが得た得票数よりも多い議会側が再考を求めたのです。もしそれすら民意でないというなら、もう独裁でしかないと言えます。

また、森井さんは民意を尊重出来ないのは民主主義ではないと言いますが、民意は肯定も反対もあって、だからこそ議論をし、そしてその妥協点を見出していくことこそが民主主義です。一番面倒なことですが、だからこそ自由に意見を言えるのです。森井さんに反対する人は民意ではないと言うなら、民主主義国家への冒涜です。

ましてや、多数決や選挙だけで判断すると、過去の失敗例につながりますし、そんなことを言う首長だからこそ、自治体で二元代表制が定められていてよかったと安堵しています。

私がもし市長の立場であったならば、たらればの話ですが、肯定してくれる方はありがたく受け止め、反対派の方には誠実に真摯に説明する義務を果たしていき、そしてそれでも納得してもらえないなら自分の力不足だと非を認め、反省し、納得理解をしてもらえるよう努力しようと思います。反対派もただ反対、憎き、恨みつらみの感情論なら議論になりませんが、それぞれの根拠を下にしたものであるならば議論していくべきと考えます。

自分が民意だ、自分の考えや思いに反対するなら民主主義ではないというあなたこそ民主主義ではないと断言できます。それこそ、市民はどう思われるのでしょうか。と、いうよりも、森井さんを市長にしてしまった市民はいまどう思っているのでしょうかね。大変残念です。

さらに言えば、翌日に街中で辻たちして、議会批判をしている。いえいえ、主張は良いのですが、では議会で議会の理解を得られるような説明をしましたかと言いたいです。ま、どんな説明をしても、市としてなのか、個人的見解なのか、都合の良い時に言い換える方ですし、先日の総務常任委員会でことあるごとにすべて私見ですと言われた時にはっきりわかりました。小樽市の市長の役はやめてもらって、日本国以外で別の国や森井市でも立ち上げて、あなたの思い通りのことをして下さいと。

最近の投稿

Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

2 thoughts on “森井さんの思いや考えが全て民意じゃないのですよ。森井さんを尊重するのが民主主義であるなら大変残念以前の問題です。”

  1. 『議会がいまだに民意を反映しようとしないのは大変残念だ。市民はどう思われるのでしょうか』

    森井はこの軽口で、完全に墓穴を掘りました。
    地方自治体の首長がこの発言をした以上は、【民意は我に有り】を立証しなければなりませんから。
     15年前に、脱ダム宣言をして当選した田中康夫・長野県知事がダム建設推進派の議会と対立して大混乱。「あらためて民意を問う」として自ら知事を辞職し、再出馬して見事に再選を果たし、議会を黙らせました。
     森井にその覚悟があるのでしょうか?次の議会の最大争点になりそうですね。

    1. Mは脳無し様
      コメントありがとうございます。それが墓穴と思わない人もいるのも事実だそうです。悲しいですね。
      どんなに根拠や数字、法令をもってしても、森井さんが言っているんだからと熱心に支持・信じる人もいるのがこの町のようです。田中知事のような覚悟をもって、議会を黙らせるくらいできる方であれば、こんなにも空転や紛糾にはなっていないかもしれませんね。議会すら理解させられない人が、どこでどう話そうと無意味であると私は思っているのですが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です