石田氏「議会は市長提案はまず反対」としながら、市長は実現したもの列挙。矛盾の極み。

先ほどの石田氏による質疑及び一般質問に対する市長答弁で疑義が生じ、議会は中断しておりますが、この間、ネット中継の録画を確認してみたらひどい矛盾を感じました。

まず、石田氏は、自身の質疑及び一般質問の冒頭、質問の前置きに「私が思うに、議会においては、森井市長が提案することはまず反対。こんな状態ではないでしょうか」と断言されました。この後、議会云々を触れたのちに、森井市長の政策についてと題し5問ほど質問しました。

このうち森井市長の政策について、「森井市政になってから実現できたこと」や「今、実現へ向け着手している案件」、「そのほか、この3年間、実現できたこと」などについて問いました。

これに対する市長答弁は、「森井市政になってから実現できたこと」では、まちづくりエントリー制度の導入、バス路線の路面整生の強化、公共施設における和式トイレの洋式化の計画的な整備、こどもの医療費助成の拡大、産後ケア事業、内視鏡検査による胃がん検診の導入、後期高齢者歯科健康診査の無料実施、銭函駅のバリアフリー化、空き家対策計画の策定、特定空き家等の措置や講座、ふるさと教育、英語の外部講師の派遣、キャリア教育推進事業、プロスポーツ選手との交流事業、日本遺産認定に係る取り組み、ふるさと納税の返礼品の贈呈、手話言語条例の制定、公共交通活性化協議会の設置。

「今、実現へ向け着手している案件」では、防災行政無線の整備、第3子以降の保育料無料化、病児保育事業、南小樽駅のバリアフリー化施設整備、新・市民プールの整備に向けた取組、ロケツーリズムによるシティプロモーション、中小企業振興基本条例の制定。

「そのほか、この3年間、実現できたこと」では、除雪出動基準の引き下げ、既存の街路防犯灯のLED化に対する助成、消防団の活動服等の更新、小樽協会病院の分娩取扱い再開に向けた支援、外国語指導助手や学校図書館司書の増員、小中学校の机・椅子の計画的な更新、プロモーション映像、移住希望者の小樽体験ツアーなどを列挙しました。

確かに、森井市政になってから出来たものがあるのは事実ですし、特に教育に関しては僕も要望していたことも予算化されているのもあり認めます。しかしながら、これまでの議会議論で議決し森井市政誕生前からすでに制度化されたものもありますし、兼ねてより要望していたことが実現出来たこと、国や道の補助事業として実施したもの、はたまた他の機関や関係者の尽力で達成出来たものがあるわけです。

でもそれら含めて全てを自分の手柄だと豪語する姿勢はまさに我田引水でありますし、それを発言してしまうのはまさに裸の王様です。しかも陳腐な政策まで実現したと豪語するのは恥ずかしさすら感じます。

先ほども書きましたけれども、公約として載せて実施しているのも事実あるのですから謙虚に振る舞うことがよっぽど市長らしいと思うわけであります。ただまあ実現した政策が良いのか悪いのかを分析していく方がよっぽど必要なわけです。しかも、本日の共産党の代表質問に対する財政部長答弁で「(市の財政は)悪い方向にある」と述べているのですから。

最後にしますが、このブログの最初に石田氏の発言を載せました。それは質問の前置きで「私が思うに、議会においては、森井市長が提案することはまず反対。こんな状態ではないでしょうか」と発言していたことであります。

もし石田氏が発言するように議会がまず反対しているのであれば、森井市長様は、今回のようにあれもこれも実現したとは言えないのです。なぜなら市長提案の議案や予算の議決権は市議会にあるからですから。

まず反対であるのが事実であれば、市長はこれだけやりたいことがあったのに議会で反対されたからこれらが出来なかったと答弁で列挙すべきなのです。

石田氏の発言と質問・答弁は矛盾しているのは明白です。そして市長様も謙虚になって自分の非をお認めになって訂正するものは訂正し議会審議に臨んで頂きたいと思います。なお、本日は議事精査のため延会となりました。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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