一時間遅れで再会し議長から市長に注意。実現事業は中松市長時代にスタート。

昨日からの石田議員の質問に対する市長答弁の精査により中断していた小樽市議会ですが、いつもの予定の13時より一時間遅れの14時から再会しました。再会冒頭に議長からこの間の答弁精査の結果が報告されるとともに市長への注意がなされました。

議長の冒頭発言は、「この際、昨日の石田議員の質疑及び一般質問に対する市長答弁に関し、濱本議員からの議事進行により、議事を中断し、答弁内容の精査を行った結果について、議長から申し上げます。

石田議員の「この3年間、実現できたことをお話しください」との質問に対する答弁中、市長がこの3年間で実現できたことの一つとして答弁した「既存の街路防犯灯のLED化に対する助成」につきましては、中松前市長がその助成制度の制度設計を行い、3カ年の事業として初年度予算を平成27年第1回定例会で議決し、同年3月末には事業に関する案内を対象団体や町会に配付するなど、森井市長が同年4月30日に就任する前に、つまりは中松市長の任期中に事業はすでにスタートしていたというのが事実であります。

これにつきましては、明らかに森井市長が実現した事業ではなく、中松前市長時代に実現されたものであり、あたかも森井市長が始めた事業であると答弁するのは、事実に反しているということで、議事録の精査を終えました。

このことについて、昨晩、森井市長が議長室を訪れた際、市長御本人に確認いたしましたところ、石田議員の質問の趣旨は、あくまでも森井市長が就任した3年間で実現した事業は何かであり、本事業については、事業開始2年目、3年目の予算を計上し、事業を進めたのは森井市長自身であるとの認識を持たれているとのことでありました。

本事業が中松市長時代に企画立案され、実現された事業であることは森井市長御自身も承知をしているとのことでありましたが、市長いわく、質問では、森井市長が企画立案した事業は何かとは聞かれていないとのことでした。答弁においては、あくまでも、本事業の2年目、3年目について、森井市長自身が予算計上し、助成を推進してきたことも実現したと答えたものであり、森井市長自身が企画立案した事業であるなどとは一言も答えていないことから、答弁に誤りはないと考えているということを聞きました。

要するに、昨晩市長から伺ったお話では、この答弁には、森井市長御自身が企画立案した事業だけでなく、前市長時代から継続して行っているいくつもの事業について、単に森井市長が予算を計上しただけの事業についても実現の中に含まれているということでありました。

このことから、議長としては、この度の市長答弁は、不十分な答弁であったと言わざるを得ません。今後、このような誤解を与えるような答弁をしないことを求めます」であります。

この後、石田議員の再質問に移り、私の質疑及び一般質問も行えました。私の質問の主なものは、3月の第1回定例会以後に連発した不適切処理・対応に関連して市長の早すぎる人事異動が根本の問題ではないか、青少年ホームのアスベスト処理に関して発生確認後に市長に報告があった時点で公表すべきで1ヶ月以上経ってからの公表は政治判断として謝りではないか、「市長公務」と位置付けて行う辻立ちで公選法に規定されていない氏名の幟を立てて活動することの是非とその際に警察に注意されたことの事実確認、除排雪問題における密室会議のオープン化を求める内容について質疑しました。

5分という制限の中で質疑することの難しさを改めて感じるとともに、やはり議会が言論の府であるからには、私なりの考えを申しそして見解を求め、疑義があったらば再質問するということをするためにはもっともっと発言権の確保が必要と思いました。しかしながらその中でも出来得ることもあるので、私の力不足を感じる日となりました。

なお、本日は2件の先議が求められてました。一つは民泊法施行に関わる関係条例の改正案、一つは副市長の選任案です。一つ目は法施行に関わるものであり可決、二つ目の副市長選任案は、そもそも当該方が「議会の同意が得られるなら」と条件付きの了承であったのに当の森井市長様は議会上程前に各派・議員に「当該方から了承もらいましたので」と報告に来ました。

そのような条件付きであるならばしっかり議会から同意を得られるように説明責任を果たしておくべきなのですよね。でもそれすらないのですから、当該方の条件を逸脱しています。提案権は市長にありますが、同意してもらえるかどうかは市長の交渉力です。

従いまして、私としては、そもそも副市長選任における前提条件がクリアされていないのですから審議に応じる必要もないので、その議案に対する討論もする必要ないですし、議決に応じる必要もないので、議席を立ち棄権の立場をとりました。いわゆる審議拒否でございます。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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