予算委がスタート。除排雪やアスベスト不適切処理、市長の辻立ちなどについて審議。

昨日18日から3日間の日程で予算特別委員会が始まりました。初日の審議では、除排雪やアスベスト不適切処理、今朝の新聞で見出し付きの記事が出た市長の辻立ちなどについて審議が行われました。

初日の審議では、自民党は市長の辻立ちや企業への挨拶について、立憲・市民は除排雪や高島漁港区、日本遺産などについて、公明党は勤労青少年ホームにおけるアスベストの不適切処理について、共産党は民泊や新聞報道のあった銭函海水浴場における二重の海水浴場開設届に関わる問題について質問しました。

今朝の新聞でも記事になっていましたし、私もこれまで市長が「市長公務」として位置付けている辻立ちについて質問していましたので、これについて私なりの解説をします。

記事中では、小樽市選挙管理委員会から市長に対し、過去に、自身の氏名を記載したのぼり旗を持って街頭に立つ「辻立ち」は「公職選挙法に抵触する恐れがある」と指摘されていたのにその後も市長は続けていたことが問題視されています。議会審議の中から、横田議員が法令順守の基本から事実関係の質問に対し、市長は「基準が示されなければ対応が難しい」と述べたことも記事にありました。

この公職選挙法についてですが、政治活動用の文書図画の掲示は、公職の候補者等の氏名や氏名が類推されるようなものか後援団体の名称を表示した、のぼり旗、プラカード、たすき、腕章、政治活動用ポスターを規制し、禁止されているということになっています。

総務省においては、公職選挙法では「選挙の公正、候補者間の平等を確保するため、選挙運動期間中に行われる文書図画の頒布・掲示その他の選挙運動について一定の規制を行っています」としています。

この選挙運動については「特定の選挙について、特定の候補者の当選を目的として、投票を得又は得させるために直接又は間接に必要かつ有利な行為」 とされ、その期間については、選挙の公示・告示日から選挙期日の前日までとなっています。

これらの部分だけで読み取ると、選挙運動中以外は、氏名を記載したのぼり旗はOKなのかと思いますよね。実際に私もそう思っていました。

がしかし、実は、「選挙が行われていないときであっても、政治家の氏名や後援会の名称を書いた立札や看板、ポスターなどが掲示されていると、それが政治活動なのかあるいは選挙を目的とした選挙運動なのか判断しにくい状況が生じる」という理由から平常時の政治活動においても規制されていました。これが、前々回の横田議員の議会質問による指摘によって判明しました。

私はこの指摘によって認識を改め直し、自分の名前のない名前が類推されるものでないのぼり旗を持って街頭で自身の活動報告を配るような政治活動に変更しました。

過去の横田議員の質問に対して、選挙管理委員会は、これまで、その行為自体に違反か違反でないかを判断する機関ではないという見解を答弁でしていました。が、昨日の横田議員の質問で、横田議員が各自治体の選挙管理委員会においてハッキリ「禁止されている」と公表しているところもあるとしたことから「抵触する恐れがある」との見解を示しました。また、市長に対して名前入りののぼり旗を持った辻立ちについて注意していたことが明らかになりました。

さらに選管から注意されていたのに規制されている名前入りののぼり旗を掲げて辻立ちをし、さらにそれを市長公務だと豪語するのは問題だと思います。なぜなら、法に抵触する恐れがあり、さらには明確に禁止と規制されていることを公務と位置付けているからです。市長名で公文書で法や条例の根拠をもとに是正勧告や指導通知を出してくるのはなぜなんだとなりますよね。市長が法令順守していないのに、一方で市民には法令順守をするようにと文書を出し指導・勧告をする。これに誰が応じようと思うものでしょうか。

だからこそこのような指摘や注意があったらまずは自分自身から改めるべきであるというのが筋ではないでしょうか。失敗や間違いは誰にもあります。それが分かった時、教えてもらった時、指導や注意された時にどう対応し、そしてどのように改めていくかが一番大切なことだと思います。

昨日の審議にあった公職選挙法に関しての部分が長くなってしまいましたが、本日の予算委員会は13時からスタートします。各派それぞれ高島漁港区の観光船事業や市長公約と財政問題、地域公共交通、除排雪、海上技術学校、人事問題、中小企業振興基本条例、防災などに関連した質疑を行うようです。どうしても新聞報道だと字数の関係で、市長における上記のような問題しか質疑していないのかと思われがちですが、ぜひ委員会もオープンになっておりいつでも傍聴可能ですし、ネット中継もございますので、お時間があればご覧頂けたら幸いです。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

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