市長べた褒めなのに減給賛成。討論で議員を批判しまくり中断へ。

市長答弁で空転に次ぐ空転となった今定例会も予定より一週間は遅れましたが、本日7月2日(月)に議会最終日を迎えました。各議案や条例案に対する討論の中で、市長派議員が市長減給条例案について市長をべた褒めしまくったのに減給は賛成という討論をしました。事実と異なる事柄で一部の議員を批判し議場を炎上させ、このため中断となってしまいました。

問題となっているのが、市長提案の予算特別委員会に付託された予算案や条例案の議決(全会一致で可決)を終えたあとの総務常任委員会での討論の場です。

市長後援会関係者による高島漁港区での観光船事業についての許認可を巡って、市長が自身の責任として50%1か月の減給条例案を提出しており、その議決に関わる討論で、市長派議員が賛成討論をしました。

市長が任期内で行った政策について延々述べながら議会は反対ばかり政策議論をと痛烈に議会を批判しました。議会が反対ばかりしているなら、なんでその市長派議員が述べていたように市長が政策をどんどん出来ているのでしょうか。議会が反対ばかりならその政策も反対され実現出来ていないのは明白で、主張は矛盾しており支離滅裂であるなと感じながら聞いていました。

また、市長が公務としてとある神社の例大祭に出席し、しかも補助金を拠出している団体との会食を行ったことを倫理条例違反だと指摘した議員に対しては、その方が神社の例大祭の祭典委員長をしていると批判しました。しかし、これは、市長が公務として出席していることが政教分離に反するという指摘であって、議員が議会の公務として行ったものではなく、いち個人が町内会の活動として行っていることとは全く別次元の話でした。それをあたかもあなたもやっているのに何故市長だけ追及するのかの論調であったと思います。事実をご認識し法令も条例も鑑みずに思い込みの見当違いな話もあったと記憶しています。

このほかにも「一部の議員」とはつけているものの議員批判を盛り込み討論を行い続けました。しかし、これは市長の減給条例に賛成か反対かを討論する場なのに、市長に何かしらの勧告や決議を提出した議会に対しての討論と思われるような内容でありました。きっとまた議会がそういった勧告や決議を出すと思って作っていた原稿を、別の条例案の討論の場で発してしまったのかなと思っています。

その市長派議員の方とは同じ無所属議員として同じ控室にいるのですが、普段は日常会話もしたりして穏やかな方であるのに、議会の場でのこと討論や質問になると人が変わったように、事実もご認識したまま根拠を調べないで内容を述べてしまうのは何故だろうと不思議に思ってしまっています。

いずれにしましても、その方の討論に対して精査するための休憩動議が出されましたので現状は中断中です。

良いものは良い悪いものは悪いと是々非々の立場で議会議論を行う議会に対し、市長自身が緊張感のある関係によって議会が活性化していると強調しています。さらに、そんな中であっても議会は、小樽市にとって必要なものは市長提案であっても9割方賛成。

しかし、その市長派議員の方は、市長に反対ばかりという思い込みからなのか、討論で議会批判をしまくりました。市長を擁護するために放った言葉は、返って議会を混乱させ一週間も延びた議会がさらに空転する事態となってしまったのは本末転倒であるように感じます。最終日は市長提案はじめ今後の市政運営に関する予算や条例の議決をしなければならないのに、本当残念でなりません。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

6 thoughts on “市長べた褒めなのに減給賛成。討論で議員を批判しまくり中断へ。”

  1. 森井市長と小樽商科大学による共同研究”小樽市人口減少解決策”はどうなっているのか?
    森井市長曰く”商大の皆さんと学術的知見や、科学的分析手法などの力を借りて、具体的な取り組みを進めたい。
    3月30日頃までに研究を終了し、3月末に研究報告書を提出する予定”になっているがとっくに期限は過ぎている。

    この案件のフォロー願う。

    1. 道脇様
      コメントありがとうございます。
      ご質問の件ですが、今定例会会期中の総務常任委員会でこの点報告ありました。中間とりまとめはすでに3月に完成しており、それは私どもの方にも頂いています。ざっと219ページに上りますが。その中では、分析結果の中間とりまとめと各種アンケートの集計表でございます。
      なお、6月の総務常任委員会の報告によりますと、最終報告書は今月7月中に完成公表されるということでありました。調査分析を受けてその課題について解決する取り組みを公表したいとのことでしたので、いましばらくお待ちください。その公表にあたっては新聞報道もあるかと思いますし、私の方でも公表したいと思います。
      以上です。

  2. 最近、この方も森井市長の真似なのか、朝、南小樽駅に辻立ちしてらっしゃいます。
    のぼりはお名前だけですけどね。特に何も話すことなく、ただ立ってらっしゃいます。
    森井市長と同じ方法で支持を得ようとでもしているのですかね。

    1. よっくん様
      コメントありがとうございます。
      たまたま森井さんの場合は政治家として市長選に挑戦する人として若い方で、背が高い方で痩せてて顔が小さくイケメンの部類という印象があったこと、二度落選して可愛そう、というところの支持があったのでその手法が鮮やかに投票行動になったと思います。
      その南樽駅での方が同様の手法を取ったところで、その背景がないことからあまり効果は発揮しないものと思いますが、ただそれが政治活動の一つと思ってらっしゃるのであれば私はそこはノーコメントですね。ただ、私も議会終了後に街頭に立ち活動報告紙を配りますが、あくまでも広く活動報告が出来るようにと行ってます。現職議員であるならばただ辻立ちを毎日するのではなく、何かしらの周知をすることが望まれるかなと思います。

  3. 森井市長、ついに辞職を決断されるようで。
    ここまで自身の未熟さを露呈し続けておきながら、「民意を問う」などとお考えの様子‥‥

    いかにみずからを客観視出来ていないのか?
    あるいは根拠のない自信に満ち溢れているのか?
    もしくはその両方なのか?‥‥

    いずれにせよ迫候補との一騎打ちになるのでしょうけども、出直し選挙でもしまた再選されるようなことになれば小樽もいよいよ御終いですね。
    除雪の問題だけを振り返ってみても彼に再び票を投じる人は少ないと思いますが、最近のエントリを見ても分かるように、森井市長に由来するおおくの問題点や市議会との関係性など正しい理解が得られてはいないようです。
    もしも本当に選挙の方向に進むのであれば、このような誤解や認識不足を解消し、あるべき市政を取り戻すためにも、議員・会派に関係なく市民が気軽に関わることが出来るかたちでの勉強会や辻説法を期待します。

    1. s様
      コメントありがとうございます。
      辞職表明されましたね。いつ辞職されるかは表明していないようですが。そのまま出馬されなければ無駄に税金が使われることはないのですが、民意を問うということですが、全くもって政策なき出直し選挙ですね。今後、あらゆる場面において事実をしっかり発していきたいと思います。

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