胆振東部地震に係る被害と対策について。小樽市分。

本日9月10日(月)朝に小樽市災害対策本部が開かれ、「平成30年北海道胆振東部地震(小樽市関係)に係る被害・対策状況」についてご報告を頂きました。

地震の概要についてですが、発生は平成30年9月6日(木)3時8分頃、震央地名が胆振地方中東部(北緯42.7度、東経142.7度)、地震規模が震源の深さ37km、マグニチュード6.7(ともに暫定値)で津波はなしでした。小樽市においては、最大震度4で余震が10数回。うち昨夜9日(日)22時58分のは、後志北部震度2、小樽市勝納町震度2であったとのこと。

被害状況については、人的、住家、施設等の被害報告なし。

災害対策本部は、9月6日(木)の3時30分に第1非常配備として小樽市災害対策連絡室を設置、同日に第2非常配備として小樽市災害対策本部を設置。この後、小樽市は、避難所・食料配給所・給水所・携帯電話充電場所を開設し避難所の巡回(体調確認)を実施。

また、北海道は、食料配給(カップめん2,800食、パン3,000食、ペットボトル飲料水ほか)、小樽海保は、携帯電話充電場所を開設(第2号ふ頭10番)。企業支援として、東洋水産からソーセージ39,000食、ルタオからチョコ、セブンイレブンからお茶1,680本などがありました。また、人的支援として、小樽青年会議所、社会福祉協議会、トラック協会小樽支部、柔道整復師などから頂きました。

避難所への避難者はピーク時で、市内7校(銭函小・朝里小・潮見台小・山の手小・手宮中央小・長橋小・塩谷小)で合計134名でした。観光客対応としてウイングベイ小樽4階(イオン側)を臨時開設していただき、こちらにはピーク時で合計334名でした。市職員はじめ各団体・個人がそれぞれ対応されました。

一番の大きな電力については、9月6日(木)16時40分からポツポツと復旧し、7日(金)23時頃に全面復旧となりました。今後の見通しですが、北電情報によりますと、停電前の北海道内の電力資料量は最大384万キロで、現在は346万キロで供給が追いつかない状況のようです。

このため、全道各地に電源車が配置されるようですが、小樽市にはマリン広場などに10台配置予定とのこと。再度の停電が起こらないようにと応急対応を行うとしておりますが、安定供給を図るためには約20%の節電が必要だそうで、場合によっては計画停電も検討されているとのこと。デマで計画停電があるとかも流れていますが、現時点では場合によっては検討です。

このほか市内の物流状況については一部分の情報しかないため割愛致します。逆に情報を実際にその現場をご覧頂いたまたは現場の方から直接ご連絡を頂けたら幸いです。食料に関しては、10日(月)は9時から17時の間、市役所にて食料配給を行っているようです。

これらの情報を頂きましたので共有致します。なお、これらの状況を勘案し、小樽市の災害対策本部は解散となりました。

このたびの被害対策においては、私は議員の立場で市役所はじめとする関係機関の情報を得て出来る限り発信してきました。またSNSによるデマ情報に対しても指摘するなどし、住民の皆様に困惑や混乱を与えないよう行ってきましたが、まだまだ私の発信力不足があるのと説得力が足りないことを痛感致しました。

また小樽青年会議所のメンバーの一員として避難所の開設準備や食料配給のお手伝いなどをさせて頂きました。その時に感じたのは、一部であっても議員として少しは地域に顔が知られている立場のものが避難所にいることで、避難者が顔見知りがいることに対して少しの不安解消につながるということを実感しました。このほかにも現場を見ることで、今後の小樽市災害対策に対しての考えや提案も出来ることを強く感じました。

小樽市としては今現在、余震があるにせよ落ち着きを取り戻していますが、まだまだ被害に遭われた方がいらっしゃいますし、亡くなられた方も多数いらっしゃいます。このことからも早期の復旧をお祈りするとともに、公的機関や関係機関の情報に注視し出来ることを行って参りたいと思います。

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

5 thoughts on “胆振東部地震に係る被害と対策について。小樽市分。”

  1. 安斎先生、避難所での活動お疲れ様です。

    市議である安斎先生にご質問があります。

    小樽市役所をはじめ多くの公共の建物で耐震性が不足しているとの報道がジャーナルさんからなされ、前市長は会見で未定だと先延ばしとも取れる発言をされました。

    しかし今回のように、いつなんどき小樽で大きな地震が発生するかわかりません。

    そこで私は市の貯金を使っても全ての施設の建て替え、補修を急いで行うべきだと思うのですが、この考えに対しての先生のご意見をお聞かせいただきたいと思います。

    1. 小樽の建物様
      コメントありがとうございます。
      はいご指摘の通り小樽市内の公共施設は老朽化が進んでおり耐震についても行き届いていないものがあります。前市長が会見で未定だとおっしゃっていたのかは確認できませんが、現在市では公共施設の管理計画を作っており、これから個別にどの施設を残し建て直すかを具体的に進めていきます。
      ご提案の市の貯金を使っても全ての施設の建て替え補修をということですが、残念ながら市の貯金は20億円程度しかなく、毎年、年度当初予算の時に10億円近くを取り崩すことによって収支均衡を取り作っており自転車操業を繰り返しております。よって貯金を使ったとしてもなかなか対応できないでいます。
      ただし、公共施設の建て替えや補修などには市債と呼ばれる借金や国などの補助制度もありますので、その中で、優先順位をつけて対応するべきものと思っておりますので、いただいたご意見を参考にして今後の議会議論でも提案をして参りたいと思っております。
      ありがとうございました。

  2. 安斎先生ご返答ありがとうございます。

    ちなみになのですが、安斎先生は市役所の建て替えの優先度はほかの老朽化している建物より低いとお考えでしょうか?

    私としては、災害対応の要となる市役所が震度6で倒壊する恐れがあることに対しては早急の対応が必要だと思うのですが。

    1. 小樽の建物 様
      返信遅れて申し訳ございません。
      市役所庁舎の建て替えについてですが、私は優先度は高いと思っておりますが、ただ市役所庁舎の建て替えだけが優先されるべきものではないと思っております。全国各地で市役所庁舎建て替えに伴って市民サービス向上の観点で公共施設又は公共スペースを添えているところもございますので、私としては、市民会館機能も含めた統合型庁舎の建て替えを主張してきたところです。いずれにしましても学校校舎の耐震化も急がれている中、早期の対応を求めていきたいと思っております。

  3. 安斎先生
    ご回答ありがとうございます。

    先生のご意見を踏まえた上で、市の動向ををて行きたいと思います。

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