決算特別委が終了。4会派が平成29年度一般を不認定。

今朝の新聞報道にありましたが、小樽市議会の決算特別委員会が昨日26日に終了しました。同委は、前市長時に執行された平成29年度の会計決算を審査するもので、昨日の採決では、主に除排雪事業やふれあいパス事業などの執行に対して否定される形で、出席全4会派が不認定の態度を示しました。12月の第4回定例会の本会議で最終的に決定されます。

同委は、10月22日から4日間の日程で行われました。間の25日は、小樽含む北後志の町村で構成する北しりべし広域連合組合議会(広域的なゴミ処理事業のため)があり、決算審査は22日・23日・24日・26日で行われました。

決算審査は、前市長時代に執行された平成29年度会計を認定するか認定しないかを判断するためのもので、この間、実質的に抑制された除排雪の執行、中央バスとのトップ会談における信頼関係崩壊に伴うふれあいパス事業の契約規則違反、高島漁港における後援会関係者による観光船事業に関わる諸手続きの問題などが追及されていました。

特別委員会には、交渉会派(3人以上)でなければ出席することが出来ません。しかし、各派がどのような質疑を行い市側がどのような答弁をするのかを聞かなければ、12月議会における採決で自分の態度を明確に示せないと思い、日程中は控え室で傍聴したり、ネット中継でも確認致しました。委員会ですから出席委員以外は議会に来る義務はありませんが、出席義務がないからと言って一度も委員会を傍聴しに来ない議員は一体何をし、その後どうやって自身の態度を示すのか疑問に残る4日間となりました。

私としては、平成29年度会計において、特に一般会計は、根拠のない排雪基準や現場の業者から排雪依頼が来ても協議を先延ばしにしてきた前市長時代の除排雪事業は問題だと思っております。また、さらに、ふれあいパスにおいてもトップ階段による関係悪化が火種となって契約規則違反にまで及んだ問題など、行政執行としては理解しかねるものが多々あります。

ただし、除排雪については、各派が討論で述べているように市民不在、市民の要望に応えていないという理由も理解出来ますが、ただ苦情や要望の全てに対応するためには財源が限られているということもあります。まずは一概にただただ抑制する除排雪事業は認定することは出来ません。この上で、今任期中ずっと要望要請している除排雪計画を早期に策定し、100%の理解は出来なくとも納得出来得る事業計画と執行を要望していきたいと思います。

平成29年度決算

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Author: 安斎哲也

好きな言葉:為せば成る為さねば成らぬ何事も成らぬは人の為さぬなりけり

4 thoughts on “決算特別委が終了。4会派が平成29年度一般を不認定。”

  1. これからも前市長の負の遺産の影響が大きく出てくると思いますが、新市長の手腕に期待し行政を見ていきたいと思う今日この頃です。とても管理能力があるとは思えない前市長の息が大きくかかった管理職が数多く出現しておりますが、新市長になったことですし、自ら身を律して降任し円滑な市政運営に協力してほしいものです。

    1. 潮陵OB様
      コメントありがとうございます。
      前市長派だとか、前市長時代にトントン拍子に昇進したとか、もうそういう話ではなく、このますます進んでしまう少子化の中にある小樽のまちをどうしていくか、市長だけでなく、市職員がどうしていくかを考え、そして地域住民としても活動活躍していただくことを切に願います。前市長時代に生まれてしまった好きとか嫌いとか感情的なもののある疑心暗鬼の職場を脱却し、明るい社会の創造をするための明るい市役所づくりもお願いしたいと思っております。

      1. 安斎 様
        おっしゃる通りですね。
        超少子超高齢化の小樽市の未来は明るいのでしょうか?
        私自身は札幌である程度の企業に勤めさせていただいており、そのような立場から見ると、
        小樽市は本当に働き先(給与面等を含めて)が無いに等しい環境ですね。
        働き先が見えない土地では当然若い人たちが越して来る訳でもなく、いくら子育てと謳っても
        親にとっては生活しずらい土地でしかないと思います。
        転勤で小樽に住むのは致し方がないですが、好んで越して来ようとは思わないですね。
        働き先があっての若い人たちの定住となるのではないでしょうか。
        移住もそこそこの年齢のかたばかりのようですし、高齢者も確かに大切なのかもしれませんが、
        市職員の皆さまには厳しい懐事情の中から知恵を絞って頑張っていただきたいです。

        1. 潮陵OB様
          コメントありがとうございます。
          小樽市内において、求人は多くあるものの、今の若者世代が希望する給与の職種とのマッチングができておらず、それに伴って、小樽から出ていってしまう方々がいる状況となっています。まさにご指摘の通りであると思います。だからこそ、この後の小樽のために、一挙に改善することは難しくとも、どうしていくか、市職員も議員も市民のみなさまもともに知恵を出し合い進んでいく必要がありますね。

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